さて、峠から六丁轟林道の分岐へ戻ります。この道は初めて走る道なのです。楽しみ!
写真は最初のヘアピンコーナーから見た景色です。このまま下りが続けば良かったのですが…。
なんとなくずーっと下りだと思い込んでいたのですが案外上りもありました。4カ所ぐらい上り返しがあります。
そして思っていた以上に山深くなかなか進みません。焦ってもしょうがないので道端で腰を落ち着けて昼食にしました。朝、コンビニで買ったパンをかじります。
後半は渓谷沿いの道になりようやく川俣の集落に出ました。バスがここまで来ているようです。が、時刻表を見ると一日一便のみでした。
さらに超ローカルな道を国道に向かって下って行きます。ですが最近こうした道を走るのがGW、お盆、正月に限られているので意外に人(若者、子供)がいるのです。帰省中なのでしょう。県外ナンバーを見る事も多いです。
国道195に合流する際小浜大橋を渡ったのですが旧道は吊り橋だったようです。筋雲も印象的!今度はあの吊り橋を渡ってみよう。
さて、国道に出てどこへ行くか?どこで泊まるか?朝の時点ではここから美杉峠を越えて月ヶ谷温泉のキャンプ場に行くのも良いかなあと考えていたのですが思った以上に前半戦に時間を使ってしまい体力、時間ともに余裕がありません。
最寄だと紅葉川温泉のキャンプ場…いやそこは冬は閉鎖のはず。ならば鷲敷のキャンプ場か?と色々思いを巡らしコースを決めていきました。
結論として鷲敷のキャンプ場に行くことにしたのですがこのまま国道を走って行っても面白くないのでちょっとだけ寄り道することに。紅葉川温泉から国道を離れます。
昔話に出てくるような六地蔵様が見守ってくれてる道を進みます。
西納から相名方面へ。折り返すようにして進みます。
峠はトンネル。なのは地図を見て知っていたのですが思っていた以上に新しいし大きいトンネルが現れました。
このブログを読んで頂いてる方は分かるかもしれません。写真の右奥に何かがある事を。僕もこの場所に来てピンときました。地図に載っているトンネルはこのトンネルじゃあない。と。
道路をおもむろに横断し右側の民家がある道を上るとやっぱりありました。
旧道のトンネルです。新しいトンネルをただ通過するよりこうした古い道を走る方がより鮮明に記憶に残ります。
旧トンネルと抜けたところに古い石仏がありました。寛政11年と彫ってあります。寛政11年は西暦に直すと1799年です。という事はこの道は200年以上前から人の往来があったという事です。
下って行くと新旧の道が並んでいました。一直線の新しい道と山の起伏に合わせて曲がりくねった古い道。どちらが良いのかは分かりませんが時代は確実に新しい真っ直ぐで無機質な道を選択し進んでいるように思います。
わじき林間キャンプ場に投宿。わじき温泉の近くです。温泉は350円と格安でした。
この日のコースはこちらです。
その7へつづく