2014.05.03~06GW四国(伊予国)サイクリング その3

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 さて、ここからがこの日の本番、上林峠越えです。カンバヤシだと思っていましたがカミバヤシと読むようです。窓峠の下りと買い出しで思いのほか時間を使ってしまいこの県道23を横切る上り始めでもう14時を回ってしまいました。
上林峠のプロフィールはこちら

 14キロで標高差1000mを上ります。岡山市周辺にはないスケールです。金山2本分くらいかな?キャンプ装備での上りは大体時速6~7キロを想定しています。それに休んだり写真を撮ったりする時間を足すと多分3時間弱で峠に着くはず。。。そこから下って久万高原のキャンプ場へ…。なんとか日暮れ前に着きたいものです。ぼちぼち上りましょうか。
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 どぶろくの看板に心惹かれますが先を急ぎます。


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 棚田の連なる山村の中を上って行きます。道幅の広い県道は一直線に上って行きますがところどころに旧道が集落の中を縫うように残っていてそちらを走ります。距離は伸びますが勾配は緩やかです。
 正面にはこれから越えるべき皿が峰、陣が森といった山並みが迫ってきます。
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 湧水地区で県道が終了。ここからは林道上林河之内線が引き継いで峠を越えて行きます。
 写真の真ん中辺り、針葉樹林帯との境目に見える白い物体がこれから向かう上林トンネルです。あと7キロ、まだまだ上るなあ。
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 林道に入ってすぐ、今まで上ってきた道筋と東温の平野を一望できるところがありました。中央に見える白い大きな屋根はソチオリンピックで注目されたアクロス重信(閉鎖)らしいです。
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 林道に入り森林地帯になると景色の変化もなく坦々と走ります。疲労が足に蓄積してきてぺダリングが重たくなってきます。朝ご飯をパン2つ、お昼も時間がなかったのでコンビニのそばで済ませたので量が少なかったのか空腹も感じてきたのであわてて非常用のホットケーキを食べました。
 昔はツーリングの時、水分は水で通していました。
 スポーツドリンクを入手できる環境ではなかったのが1番の理由。それに金銭的にも水以外の飲み物を日常的に買う余裕はありませんでした。当時はそれで何ともなかったのですが年齢を重ねた今はそうはいかなくなってきているようです。
 普段愛用しているMUSASHIのリプレニッシュを日数分積んできているのですがこんな時に限ってサイドバックの奥の方で出てきません。峠のトンネルまであと数キロ。何とかだましだまし進みました。
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 途中、湧き水がありそこで冷たい水をしっかり補給したので何とか生き返りました。
 明るい広葉樹林帯に入りしばらく進むと峠のトンネルに到着。もう17時。写真に写る光もどこか夕暮れの雰囲気になってきました。
 林道のトンネルとは思えない立派な造りのトンネル。こちらからだとトンネル内は緩い上り坂。約800m、照明はないのでライトの明かりが頼りです。500ルーメンのLEDライトがありがたいです。
 トンネルを抜けると標高は1050mでした。ここで後ろからやって来た車のおじさんと会話。この時間から陣が森に上るそうです。
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 陳ヶ森山頂の電波塔がしっかりと見えました。山頂まで車道が通じているのですがこの日はタイムアウト。またいつか上りましょう。
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 少し下ると再び県道へ。
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 ズンズン下って交差点へ。今日の宿泊予定地久万高原ふるさと旅行村のキャンプ場はすぐそこです。この交差点に酒屋があり開いていたのでビールの補給が出来ました。
 キャンプ場へは予約なしの飛込みだったのですが何とかすべり込ませて頂きました。キャンプサイトへはかなりの激坂なのでこれから行く人は余力を残して向かって下さい。
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 テントサイトは満員だったので無理を言って遊具のある広場にテントを張らせてもらいました。
その4へつづく