2014.05.03~06GW四国(伊予国)サイクリング その4

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 夜明けとともに起床。寝不足とは無縁のテント生活。太陽の動きが活動のリズムです。
 コーヒーを飲んで朝食。朝露で濡れたテントを乾かす時間はないのでそのままたたみます。8時出発。
この日走ったコースのGPSデータはこちらです。

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 来た道を少し戻り県道153と県道209で美川方面へ。
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 正面に見えてきたのがこれから上る大川嶺辺りでしょうか?期待が高まりますね!


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 9時に道の駅みかわ着。車、バイクで賑わっています。やはり世間の人の流れは国道に集中しているのだなあ。と。
 今日はたぶんここしか補給ポイントはないので昼食用にバラ寿司とおはぎを購入。加えて明日の昼食用のパンとクッキーも買っておきました。
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 テント生活は野菜不足になりがちなのでちょっと高級なトマトジュースを頂きました。それと夜用に梅酒もゲット!これでまた自転車が重たくなります。
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 御三戸嶽(みみどだけ)のすぐそばを通ります。面河川と久万川の合流地点です。
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 橋を渡るとすぐに大川嶺への上り口が現れます。現在午前10時。大川嶺まで19キロの標識が!3時間の行程か?気合が入ります。
 ちょっと気になるのが久万高原ラリーののぼりです。久万高原ラリー?これまで役場や観光協会のHPで情報収集してきましたが久万高原ラリーの記載は全くありませんでした。ラリーという事は自動車のレース?まさか通行規制?との不安がよぎりましたがそのまま進みます。
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 が、その不安が的中してしまいます。500mも進まないうちに警備員さんに止められてしまいました。美川スキー場より先には行けないとの事。
 ラリーのルールを知らないのでそんなもんかなとも思ったのですがどこまで行けるのか、いつになったら通れるのか?など質問をしてみるのですがいまいちはっきりしません。無線を持ってないので主催者と連絡も取れない。その警備員さんは観戦や参加目的の人以外は引き返してもらうようにだけ言われているのでしょう。
 警備員さんが持っているコースマップもコピーの不鮮明なものでどこをレースするのかよく分からない。僕のツーリングマップを見せてどこが通れないのか聞いても「お兄さんの方が道は詳しそうだなあ。」なんて言われてしまう…。
 こりゃダメだ。でもこの好天で大川嶺をあきらめる事なんて出来ないです。しょうがないので国道で迂回して下る予定だった南側からの道を上ることに決定。そう決めたら急がなければ!
 引き返して下り基調の国道33号をひた走りました。下り基調。。快走出来ますがあとから上ることを考えると…。複雑です。
 帰ってから久万高原ラリーのHPをチェックしてみました。PDFのコースマップも見ました。ルールも勉強しました。
 うーん。。ほんとは通れたんじゃないかなあ?県道はリエゾン区間という交通規則に従って走る区間なので規制はないはずです。確かめたわけではないのですが。。
 まっ、また次に上る口実が出来たので良しとするか。
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 という訳で国道33をひた走り柳谷から国道440へ。いつの間にか巨大なループ橋が出来ていました。旧道を行こうかとも一瞬だけ思いましたが急いでいるのに遠回りする意味がないし旧道は走ったことあるので未走の新ルートを選択しました。
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 ループ橋の後は二つの長いトンネルで徐々に高度を上げていきます。広い歩道があるのでそこを走りました。明るいライトは必携です。
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 トンネルを抜けると棚田が広がる永野集落に出ます。四国カルストはいまや全国区の知名度なのか交通量は多めです。
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 ごうかく駅です。郷角と書いてごうかくなのですが合格駅として有名になっています。近くに大成駅(おおなる)がありセットの切符が人気なのだとか。
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 やきもちの看板に誘われてふらふらと吸い込まれてしまいました。焼きたてのヨモギやきもち頂きます。1個80円です。あつあつでうまいです。
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 サイクリストの先客がいたのでお話を。大阪の女性の方でした。フェリーで徳島に渡り室戸岬を経て四国カルストを越えてここまで来たとの事。今日は松山の道後温泉までだそうです。テント積んで走っている人を見たのはこの旅ではこのひとだけでした。オートバイはたくさん見るけど自転車旅はまだまだマイナーかな?というより速度差がないので出会いにくいのでしょうね。僕の走ってるコースがマイナーすぎる、というのもあるか?
 ニュージーランド柄のサイクルジャージが気になって聞くとやっぱりワーキングホリデーで滞在したことがあるとの事でした。トライアスロンもされてるそうでアクティブな方でした。
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 つい立ち話が長くなってしまいました。旅の安全を願いつつそれぞれの道へ。
しばらく走ると県道328の分岐に到着。もうお昼の12時になってしまいました。ここから山頂まで15キロ、標高差1000mの上りです。
その5へつづく

2件のコメント

  1. レポ、楽しまさせていただいてます。
    いつもながらに、四国の魅力、再認識です。
    ところで、大川嶺、今回登られた南側からが絶対にいいと思います。ラリーで通れなかったのが、幸いだったかも。

  2. やまさん
    いつもコメントありがとうございます。
    あれっ、そうなんですか?確かに変化に富んで飽きない上りでしたね。

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