2014~2015土佐伊予海山峠旅 その10

 1月3日の朝。5時起床。シャキッと起きて日記、シャワー、コーヒー一杯。時間に余裕があるので当初予定していた特急ではなく普通列車で輪行することにして6時半に出発。まだ真っ暗。
 すでに輪行袋に入れてあるので歩いて駅へ。改札にはまだ鍵が。7時6分の松山行はどうやら始発のようです。(5時台、6時台にも列車がありますね。何で鍵が掛けてあったんだろう?)
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 前日と同じくパン屋で朝食と昼食をまとめて購入。今朝も良く冷えてます。氷点下?
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 列車がやって来ました。夜が明け空も白んできました。
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 ガラガラのワンマン列車でしばし移動です。坂を回避するのではなく走ってみたい道にしっかり時間を掛けるための積極的な輪行移動です。
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 7時43分、卯之町駅に到着。屋根に雪が残っています。この日はここからスタートです。
この日の走行ログはこちらです。


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 卯之町の標高は200mです。駅の待合所には火鉢がありました。卯之町には古い街並みが保存されている地区がありまずはそちらへ行ってみることに。ですがちょうど日が射してきてコントラストが強すぎて…。写真を撮るには条件が良くないです。ぐるっと回って出発しました。
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 国道56号を引き返す形で少し進み県道45へ入ります。
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 ここから旧道へ。
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 初めは路肩にちょこっと雪が残っている程度だったのですが…。
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 やがて路面も真っ白になってきました。さあこの先どのルートを走るのか?出発前に地図を見ながらあれこれシュミレーションしてきましたが結局答えが出ませんでした。エンジン付きの乗り物なら行きつ戻りつそれこそ気になる道をすべて確認に行くことも出来るでしょう。ですが私が旅の手段としているのはあくまで人力移動の自転車です。体力的にも気持ちの面でもそうそう寄り道する訳にもいきません。なのであくまでも進むべき道を一本に絞らなければならないのです。
 この時の選択は峠の手前の分岐、稜線にある林道への支線入口に自転車を置いて峠の俵津隧道まで歩いてみる。でした。
 凍結こそしていませんが雪の残る舗装路を歩いて上りました。
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 やがて薄暗い切通しの先に峠のトンネルが姿を見せました。大正時代の歴史的建造物、俵津隧道です。
その11へつづく