俵津隧道は大正15年竣工との事で非常に重厚な造りです。なかでも三つ鉾型の壁柱は日本に5例しかないそうです。
向こう側へ歩いてみようと思ったのですがあまりに気味が悪く引き返しました。ここは心霊スポットとしても有名らしいです。
自転車を置いていたところまで歩いて戻り稜線の林道成谷線に繋がる道を上ります。未舗装区間には雪が残りますが問題なく通過。しかし急なカーブはコンクリで固めてありそこは凍結していたので慎重に押して上りました。
稜線の林道に合流です。標高は400m前後です。路面はうっすらと雪が残りパリパリという乾いた音を立てて走ります。見た目は滑りそうですが案外しっかりグリップしました。38cの太いタイヤだったからかもしれません。
せっかくなので近くの法華津峠まで往復することにして走り出しました。途中に野福峠の標識があります。
法華津峠に到着。標高436mです。ここは国道56号線の旧道です。国道、鉄道は連続するトンネルで地中を通過してしまいますが自転車ならこの旧道を走るべきです。
少し下ると展望台がありそこからの眺めが最高なのです。宇和海を一望です。
この峠の存在を初めて知ったのは確か1993年のサイスポの記事だったと思います。今回訪れるのは4回目。前回のレポはこちらです。
これが1回目。1994年夏 サイクリング部の合宿で四国一周中の写真です。
その12へつづく