2014~2015土佐伊予海山峠旅 その17

 いよいよ旅の最終日です。1月5日の朝。まだ暗いうちに出発。今治港へ。とびしま海道から大崎上島へ渡り最後は三原から輪行して帰る。というのがこの日の予定です。
 今治港からとびしま海道の起点、岡村島の岡村港へ行く手段を考えあぐねていました。フェリーで行くか1時間早く着く高速船で行くか?
 朝起きた時も迷っていましたが高速船が出る7時20分に間に合うようにホテルを出発しました。
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 高速船の切符売り場の窓口に行くと「自転車?なら袋に入れて下さいね。」との事。何ですと?張り紙があり平成26年12月からこの便は自転車は輪行状態で載せるように変わってるようなのです。なので急遽自転車をばらします!この旅4回目の輪行です。
 この高速船の面白いところは大三島の宗方港に立ち寄る事です。旅のルートのバリエーションが広がりますね。とびしま海道としまなみ海道をショートカットして繋いだり今治ベースの周回ルートを作ったり…。
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 仕事始めの朝だからでしょうか。結構乗り降りが多いです。ちょっとびっくりです。
ちなみにこの日のGPSログはこちらです。船の移動のログも取ってます。

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 7時20分、出港です。


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 最初は人の流れに乗って船内の客室に座ったのですが外の流れる景色を見ないで行くのはもったいないので狭い後部の甲板?に出ることにしました。小さい船で速度も速い(ログを見ると時速30キロでした)ですから結構揺れます。風も冷たいです。降り落とされないように踏ん張ってカメラを構えます。この航路の魅力は来島海峡大橋を海上から眺めることが出来る事です。そして真下をくぐって行くのもなかなか面白い体験です。
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 厚い水平線の雲間から太陽が姿を見せ周囲がオレンジ色に染まっていきます。橋と太陽がちょうど重なって橋の壮大なシルエットが浮かび上がります。
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 船のエンジンが作りだす波が朝の柔らかな日差しを浴びて様々な色彩に輝きます。見ていて飽きることがなく構図や露出を変えたりしつつ何枚もシャッターを切りました。印象派の絵画を思わせるような情景でした。
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 宗方港。大下港、小大下港と立ち寄り人と物資が行き来します。そして8時18分に終点の岡村港に到着です。ここで自転車を組み立てます。
その18へつづく

2件のコメント

  1. 朝の写真がとっても素敵です!
    ずーーーっと見ていたい感じ。

  2. sumiさん
    コメントありがとうございます。この時間にこの船に乗ったのは大正解でした。

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