伊予富士山頂からの眺めです。下に見えている登山道が寒風山隧道の駐車場から桑瀬峠を経由するルートです。寒風山~笹ヶ峰~ちち山。そして長い稜線を経て冠山と平家平。寒風山と平家平には上ったことがあります。その奥が別子銅山のある赤石山系でしょうか。いつか笹ヶ峰に上ってみたいですね。未走の林道「寒風大座礼西線」の終点から直登ルートがあるようです。次はここかな?
こちらは朝上ってきた国道194号方面です。下界は霞んでいます。
圧巻は此方側。上ってきた稜線、登山道。東黒森~自念子ノ頭。鉤鼻のような子持権現山。その奥は四国最高峰の石鎚山です。左は筒上山、手箱山かな。
岩の稜線の経験はほとんどないので比較が出来ないのですが四国の笹の稜線の美しさは格別です。逆光で笹が白く輝いているのも良いですね。でも午前中に上って陽の当たる順光の風景も見てみたい気がします。となると寒風山隧道駐車場で野営ですか?それも面白そう。
山頂から少し下ったところに腰を下ろせるスペースがあるのでそこで遅い昼食としました。林道走行中にもらったみかんがデザートです。この林道でみかんもらう率高いです。
35㎜の単焦点標準レンズで撮影。f10 1/400 ±0.0です。左端に人物が写り込んでいるのでスケール感がよく分かるかと思います。この日は風もなく穏やかな稜線歩きでした。
どのルートで下山するかは決めかねていました。楽なのは来た道を下って自転車まで戻る。です。でもここまで来たからには東黒森も上っとかにゃおえんだろう。と思い鞍部の分岐からそのままお隣の東黒森へ。写真は上り始めてすぐ、振り返っての伊予富士全容です。
14時52分、標高1735mの東黒森に到着。ここからもまた違った絶景が楽しめます。子持権現山がメインに昇格しバックに石鎚山が。
連なる山並み。日が傾き陰影が濃くなってきました。
東黒森登山口へと下ります。このルートは森の中も通るので変化が楽しめます。そして徐々に近づいてくる瓶ヶ森林道の道。
15時13分。林道へ降りてきました。ここから自転車を停めた伊予富士登山口まで約2キロの歩きです。歩きもまた新鮮でよかったですね。
帰路も黄紅葉が楽しめます。旧寒風山隧道を抜けて愛媛側を下ります。眠たくなるのですが集中して下ります。もしかすると高知側に下って新トンネルを抜けた方がタイム短縮できるかもしれません。
西城の町の手前で暗くなりライト点火。駅で輪行して今日の宿泊地松山へ。瓶ヶ森林道行きはほんとに急遽決めたので宿が松山になってます。明日しまなみに行くのでちょっと行き過ぎるのですがしょうがないです。
今夜の宿は「えひめ共済会館」です。一泊素泊まり3300円(税抜)なかなかお得。スポーツバイクを置ける駐輪場はないので部屋に持ち込めるか交渉しても良いかもしれません。今回は前輪を外した状態で外の駐輪場に施錠しました。
その5へつづく
伊予富士や、東黒森間の尾根道、よさそうですね。
瓶林から東黒森の斜面でも腰が引けるくらいの斜面恐怖症の当方でも、登ることができるでしょうか?
やまさんコメントありがとうございます。
東黒森~伊予富士の稜線は1カ所手をついて上るところがあったくらいです。伊予富士から寒風山への下りはかなりの急坂のようでした。伊予富士登山口から稜線は取り付きにロープのある場所があります。
紅葉は終わりましたが11月末の林道閉鎖前は樹氷が見られるかもです。ぜひ。
情報ありがとうございました。
撤退覚悟で、いつか行ってみたいと思います。