土佐伊予海山峠旅2016 その3

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 舗装された道が続きます。この林道は過去に2回走っているのですが20年近く前ですしいずれも馬路村側からだったのでそんなにはっきりとは覚えていません。新鮮な気持ちで走れます。
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 標高450m辺りがピーク。ここでいったん平坦になります。南斜面が皆伐に近い状態でおかげでと言ってはなんですが海が見えます。再び安芸の平野部を見ることが出来ました。
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 若干の下りと平坦で約5キロを移動。標高400m、地形図で道の表記が一車線の道路から軽車道に変わる地点が猿押林道の起点であり未舗装路の始まりです。どこの携帯、スマホが繋がるかの看板。この後何ヵ所もありました。


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 名村川に沿って上って行きます。路面は比較的フラットで33Cのタイヤで問題なく走れます。ですがMTBと違って狭いドロップハンドルなのでそれなりにテクニックは必要です。そこが面白いところでもあります。走行ラインを見極めながら上って行くのは体幹の筋肉が必要だなと走りながら思いました。
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 標高600m辺りまで上ったところの眺め良し。上り区間は約5キロ、標高700mまで上っていったん下り名村川の最上流部を小さな橋で渡ります。そこから約1キロの上りで今回の最高標高地点730mの峠です。安芸市と安田町の境界ですね。
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 下り始めてすぐの左カーブ。視界が突然スコーンと開けました。足を止めない訳にはいきません。ここからの眺めがこの日のツーリングのハイライト、1年を締めくくるに相応しい好展望でした。
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 ズームレンズで引き寄せると安田の町がはっきりと見えました。
馬路村まで6キロのダウンヒル。未舗装路はやがて白いコンクリ舗装に変わりました。高度が下がり鬱蒼とした森林区間に入ると路面が濡れています。この日は気温は高かったから良かったですがいつもの大晦日なら凍結していたかもしれません。
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 馬路村の公園のベンチで遅い昼食。ここで前輪のパンクに気が付きチューブ交換しながらの昼食となりました。2年連続大晦日にパンクです。林道の下りではなく下った後にガラス片を踏んだのが原因でした。
 安田までの18キロを平均27キロで快走。国道は向かい風で苦しみましたが15時前に何とかデポ地に帰ってきました。積み込みをして汗を流すために温泉へ。2013年に閉鎖された田野町の二十三士温泉が復活したとの情報を前日に聞き行ってみました。国道に標識がなく半信半疑でしたがたのたの温泉という名前に変わりリニューアルしていました。ここに温泉があるのは助かるなあ。
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 道の駅キラメッセ室戸で夕陽を眺めて室戸岬へ。なんとか真っ暗になる前に到着。遅くなりすいません。
その4へつづく