土佐伊予海山峠旅2016 その12

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 2016年1月4日、この旅の最終日です。内子まで走ります。すでに昨夜のうちに帰りの特急指定席の切符を購入したので日暮れまでに内子に行かなければなりません。
 宇和島での常宿、宇和島ターミナルホテルを8時半に出発。
この日走ったルートはこちらです。

 目的地を決めて最短距離でそこへ行くのはサイクリングではなく単なる移動になってしまいます。どの道を通って目的地に行くのかが腕の見せ所?です。四国は住んでいたこともありますし何度も訪れている土地なのでこれまでに走ったことのない道というのも条件の1つ。また走ったことはあるけどもう1度再訪したい道のというのもまた選択肢の1つです。宇和島から北上するにあたって西予市に抜ける車道峠はそう多くはありません。海岸寄りだと国道56号の法華津峠、内陸だと国道441号の土屋峠です。どちらも走ったことがあるので今回はパス。選んだのはその間にある県道31号の歯長峠(歯長隧道)です。ここも走ったことはあるのですが再訪したい道だったのでここを越えることにして宇和島市街からは予土線に沿う県道51号を走りました。
 旧三間町に向かってゆるゆると上ります。地形図に窓峠との地名があります。予土線を跨ぐ跨線橋に名前にその地名がありましたが峠らしくない場所でした。
 旧三間町は地形的には盆地になるのでしょうか。水田が広がる広い土地ですが標高は150mあります。
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 道の駅三間で休憩後県道31宇和三間線を北上。42番札所仏木寺を通過。この先から上りはじめます。


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 以前は交通量の多かったこの道も松山道が宇和島まで繋がった今は静かです。
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 10時17分歯長隧道に到着。遍路道の旧峠も整備されているのですが自転車では越えられそうにないので今回はパス。
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 トンネルを抜けて下りに入ると道は雲の中へと入って行きました。気温が急に下がり幻想的な光景に様変わり。しかし下るにつて陽射しが戻り暖かくなってきました。
すいませんもうすこし続きます。その13へ