2016GW四国にし阿波キャンプツーリング　その４

　間が空いてしまいすいません。GWサイクリング２日目の朝です。

　夜明けと共に起床。空は厚い雲に覆われ強い風が吹いています。こんな山奥でも電波が届いているので情報収集。雨は午後から90％の予報。雨雲レーダーを見てもまだしばらくは降りそうにありません。ですがこの強風、気温も低く肌寒さを感じます。予定ではここよりさらに400ｍ標高の高い落合峠を目指すつもりでしたが危険と判断し変更して祖谷渓方面へ下ることにしました。宿泊地も雨でも軒下でしのげそうな第２候補に。

　朝食はパスタです。朝しっかり食べて昼は行動食というのがいつもの国貞流キャンプツーリング。ですが最近はその土地の名物をお昼に食べることも多くなってますね。
この日走ったルートはこちらです。

　8時過ぎに移動開始。再び京柱峠へ。ここでボトルの水を満タンにしました。雨予報と寒さで上下にレインウェアを着こんでいます。スゴイ風です。
動画も撮ってみました。


　下りは気になっていたツールドにし阿波のコースをトレース。この時期でも看板が立っているのは試走する人向けかな？
　コンクリ舗装を少しだけ上り返すとやはりコンクリ舗装の下り。確かに国道439より道幅もあるし走りやすいかも。

　しばらく下ると伐採現場があり視界がドーンと開けました。これは予想外！

　国道に合流する手前にある分岐。林道熊谷線とあります。この道、地形図で見ると釣井集落まで繋がり県道へ抜けられるようなのです。とても気になっています。またいつか走ってみたい道の1つです。

　祖谷方面への県道との分岐にある秋山商店。この辺りでは貴重なお店です。隣接するバス停に公衆トイレもあります。

　トンネル回避で旧道へ。オーバーハングの崖下を通ります。機械のない時代に人の手で作られたこうした道の事をこの地方では万夫（万人の人夫の手により作られたことから）と呼ぶそうです。知りませんでした。

　この吊り橋の辺りは竜宮崖公園と呼ばれています。橋の先にはコテージが。先ほどの万夫の情報はこのサイトからです。新緑が眩しいなあ。

　下り基調で13キロ。祖谷のかずら橋に到着。とても珍しい橋なのですがかなりの観光地のため落ち着きません。今回は眺めただけで通過。

　祖谷渓の絶壁の上を走る県道32号山城東祖谷山線。蛇行する祖谷川に削られた深い谷。持って行ったレンズではその全容を写し取ることが出来ませんでした。気になる場所、眺めの良い場所で気軽に立ち止まれるのは自転車の大きな利点です。祖谷渓温泉や写真の小便小僧の辺りはものすごい路上駐車。まあGWとかお盆休みだけだと思いますが。

　下り切って吉野川に合流。国道32号線には出ずに対岸の道を走ます。ほほえましい落書き？を眺めて三縄駅で休憩。ちょうど12時。駅前の商店に貼ってあった限定30食のかつ丼に惹かれて立ち寄ったのですがすでに完売でした。ここまでの行程がほとんど下りだったのであまりお腹も空いていません。駅のベンチで軽く補給をするの留めました。雨もまだ降らなさそうです。
　小さな峠を越えて池田の町へ。駅近くの大型スーパーで早目の買い出し。雨が降り出してからの買い出しは辛いと思い早目にしました。ここから目的のキャンプ場までは約20キロ。追い風に乗って快走。

　当初計画していた美濃田の淵キャンプ場はこれまで利用した経験上雨をしのぐ場所がないので事前に情報収集して屋根付きの東屋がある三野農村ふれあい広場キャンプ場へ。思ったより山の上で随分上らされました。予期せぬ上りは辛いです。15時到着。幸い走行中に雨に降られませんでした。
　隣接する紅葉温泉で汗を流します。

　温泉の後は休憩スペースでまったり。食事もできます。5時過ぎまでいたのでしょうか。さてそろそろ行きますか、と外へ出ると大学時代の友人にばったり。偶然なのですがSNSで繋がってるのでものすごい偶然でもないのかな？

　晩御飯は米炊き担当に任命され6年振り位に炊きましたがなかなかの出来！自画自賛！夜雨が降り出しましたが軒下のおかげで問題なし。

その５へつづく