ツアー・オブ・ジャパン(以下TOJ)に新たに京都ステージが加わるのを知ったのはいつだったでしょうか?調べてみると去年の2月に発表になっているようです。その後京都ステージが月曜開催と知り店休日だから観戦できるなあと漠然と考えてました。
ちゃんと情報取集を始めたのはGW後。京都は2回ほどサイクリングで訪れていますがいずれも県北部でした。そもそも京都ステージがどこで行われるのかあまり気にしていなかったのが事実です。けいはんな?京田辺?精華?どこ?ってなもんです。京都南部は全く未知の地域です。
やがて京都ステージの公式サイトがあるのを知りより具体的に観戦計画を練っていきました。
大会の1週前に現在大阪在住のチームダックスメンバーkitaさんが来店されより具体的なコース周辺の情報が聞けたのは幸運でした。さらに当日観戦の御予定があるとの事。当日うまくいけば合流しましょうという話になりました。
パレードスタートが9時半スタートなので岡山を朝出るとなると最寄りの駅まで行かなければ間に合いません。京都駅からの乗り継ぎの最寄は近鉄奈良線なのですが通学で混むとの情報を得てJR奈良線で向かうことにしました。あっ、現地の足はもちろん自転車です。輪行して持って行きます。
計画ではパレードスタートを見た後コース最高所の山岳ポイント(以下KOM)近くの高船バス停へ迂回路で合流して観戦する予定です。
事前に準備したのはルートラボに投稿されたセレモニーランと本コースのGPXファイルを自転車用ナビに入れることと選手の位置が分かるスマココというアプリをダウンロードしたことくらいです。紙の地図はもって行きませんでした。
朝4時半起床。岡山駅で輪行して6時の新幹線で京都へ。上りの新幹線で輪行するのは久し振り。自由席までの移動が堪えました。
京都駅新幹線改札からJR奈良線への乗り継ぎは比較的楽でした。トイレによって奈良線のホームに着くと7時12分発奈良行きが今まさに扉が閉まるところでした。呆然と見送ります。次は32分。まあいいでしょう。
そうそう心配された雨は何とか上がりました。前日遅くまで激しく降っていたのでどうなる事かと思いましたが良かったです。自宅から自走で来られるkitaさんも雨が上がったため出発されるとのメッセージが届きました。
32分発の奈良行きは並んで待っていると座れる程度の混みようでしたが輪行袋と共に立っていきます。高校生がたくさん乗ってきましたが宇治駅だったなかあ?どこかの駅を過ぎると空席も出来てきました。
当初スタート地点の最最寄りの玉水駅で下車予定でしたが思いついて2駅手前の山城青谷駅で降りました。スタート地点にダイレクトに辿り着ける抜け道へのアプローチがこっちの方が良さそうだったからです。
自転車を組み立て支度をして8時40分に出発。
駅からスタート地点さらに高船バス停の観戦ポイントまでのルートはこちらです。
木津川を渡りしばし国道307を走行。山手幹線を横断し同志社大のグラウンド辺りへ抜ける辺鄙な山道を越えて行きます。下って行くとスタート地点の普賢寺ふれあいの駅に合流出来ました。
着いたのはスタート15分前。施設名から道の駅のような広い場所をイメージしていたのですがそうではなかったです。チーム右京のオスカル・プジョル選手が目の前に。自チームではなくシマノのメカニックに相談?気になりますね。
居並ぶチームサポートカー。時に車よりも速く走る選手の動きに対応するため足回りはどの車も強化されている様子。
自転車を置いて歩いているとなんとなく出走を待つ選手の列の最後尾に行けちゃいました。良い意味でのこのゆるさ。選手との距離が驚くほどに近いのが自転車ロードレースです。
最後尾にいるのは写真右から骨折からの復帰初戦、新城幸也選手にマトリックスの土井雪広選手、宇都宮の増田成幸選手。
増田選手も新城選手もSPD-SLの黄色クリートですね。いつもなのか使い分けているのか?ちょっと気になりました。
スタート5分前。突然新城選手がチームカーへ戻っていきました。BB下を何やら気にしている様子。ブレーキ調整かな?パレードスタートなのでピリピリした雰囲気はありませんでした。
号砲とともにスタート。同志社大のキャンパスをパレード走行して戻ってくる選手を見送ることにしました。最初にやって来たBB Moto 。タイム表示のオートバイですね。何かを掲げています。
本来なら逃げと集団のタイムギャップなどを選手に知らせるボードなのでしょう。この時はTour of Japan京都♡と書いてありました。
やがて選手も帰ってきました。高木カメラマンのレンズがこっちを向いている!
TV Moto。 カメラってこのサイズなんねすね。
選手通過後移動開始。その2へつづく