国道438をダウンヒル。国道といっても一車線区間も多い酷道です。グリップする太いタイヤと制動力の高いディスクブレーキのMTBはこうした酷道ダウンヒルも得意です。対向車に注意しつつ軽快に下ります。
下り切ったところでこれからの走行ルートを確認。時刻は14時半、もう1つ上ってみることにしました。
国道193を2キロほど北上します。その間ずっと上り。勾配7％。目的の分岐で後続のメンバーを待ちます。紙の地図を見るやまさん。最近紙地図を持って行くことがなくなりました。25000分の1地形図を旅先で液晶画面で見る時代になるなんて昔は想像すらできませんでした。
ゆっくりと上ってきたOKさんとF西さん。聞くと川に下りて水浴びしていたそうです。
西久地から山の斜面をトラバースしながら小さな集落を繋いでいきます。普段は静かな道だそうですがさすがにお盆休み。何台もの車とすれ違いました。帰省されているんでしょうね。
先導はやまさん。撮影時刻から推測すると一宇夫集落です。
何ヵ所か視界が開ける場所があり足を止めます。剣山？と思いましたが高越山の稜線だそうです。曇っていなければ山頂にある雨量観測レーダーの塔がみえるのですぐわかるそうです。
もう一枚はこれから行く岳人の森キャンプ場のある谷と江田地区の棚田。明日上る予定の雲早山付近は雲の中。集落だけに陽が射しているのは日当たりの良い場所を選んで人が住んでいるので必然なのかなあ、などと話しながら眺めていました。
中谷集落の古民家。屋根が平面ではなく曲面なのがなんとなく可愛らしいです。ここから急勾配を一気に下って下界へ。
下り切って国道の旧道に合流した所で記念撮影。神山町役場に車をデポしているやまさんとはここでお別れです。事前のメールでのやり取りも含めてアテンドありがとうございました。これをきっかけに次の機会を楽しみにしています。
車を置いているブロンプトンデポまでは約6キロ。緩やかな上りです。練習がてらペースを上げて走っているとどうやら国道193の分岐で道を間違えたらしくF西親子の姿が見えません。着いた時はちょっと遅れているぐらいだろうということで先着したメンバーは無邪気に水浴び。これ最高でした。アップの画像もあるのですが今回は引いた画で。結局キャンプ場の1つだけのシャワーは混んでいたので汗を流したのはここだけ！
F西.jrはパンクしたらしく別行動でキャンプ場へ向かうことになりました。狭い国道を上る事8キロでキャンプ場に到着。先に着いていたお二人と合流。テントサイトまでもかなりの激坂。キャンプ場内の道は狭く木の枝もせり出しています。屋根に自転車を積んだままでは上れないので下で降ろしてから上りました。
オートキャンプのベテランの方の指導で設営。快適なスペースが完成です。ここに2泊します。楽しい宴は延々と。ではなく明日もあるので早めに就寝。
その4へつづく