2016.08.14~16林道夏合宿in神山 その5

20160913-201609130001.jpg
 剣山スーパー林道のエスケープルート、神山町に下る道はいくつかありますがメインは野間殿川内林道です。ですがこのルートはすでに全舗装、せっかくMTBなので未舗装路が下りたい!選んだのは悲願寺経由で南山地区へ下るルートです。昭文社のツーリングマップルには『舗装とダート交互に現れる』との注釈があり直前に走られたやまさんのブログにも地道(ダート)が残るのと記載があり期待できます。
 前半はコンクリ舗装、快適に下って行きます。
20160913-201609130002.jpg
 野間殿川内林道と別れて悲願寺方面へ。分岐では後続の人を待って迷子にならないように気を付けます。コンクリとダートが確かに交互に現れます。悲願寺まではさほど荒れていませんでした。
20160914-201609130003.jpg
 標識もあります。右が悲願寺200mとあり左に下分とあります。しもぶんと読むようです。この地名は大きなくくりで下り切った先の集落名ではありません。地形図だと表記が目立たないので??となっちゃいます。ですが標識にも(南山)との記載もありこっちが下った先の集落名です。まずは悲願寺へ。


20160915-201609130004.jpg
『高根山悲願寺は、長く険しい石段を登りつめた標高700mの山頂にあり、千手観音や天照大神などが古代よりまつられていたと伝えられています。寺の開基は、源満仲の子息美女丸とされており、緑深い寺の南方には、卑弥呼伝説を今に伝える史跡がひそやかに残されています。
 その居城跡から明治時代に移されたと伝えられているのが、境内にそびえる常夜塔。常夜塔とは燈台の意味で、その正面上部には古代中国の文字も記されています。今となっては真相解明は難しいけれど、この静かな山中を訪れて、あれこれ推測してみるもの面白いはずです。』
 神山町HP 神山町マップより抜粋
 自転車を置いて散策。やはり常夜塔が目に付きます。
20160915-201609130005.jpg
 悲願寺の前の道です。迷うことなくこの道を走り出しました。しばらく進むうちに何か違うという感覚に襲われます。予定していた道ではないのではないか?イメージではどんどん下って行くはずなのに山の斜面をトラバースする道が続いています。
 おかしいなと思い立ち止まって地図を確認。やはり予定ルートから外れていました。北ではなく東へ進んでいます。道は続いているようでこのまま進んでも下界には下りれるようで一安心。みんなもう先に行っています。
 もしこれが行き止まりの道だったら大変でした。下った道を戻るのは肉体的にも精神的にも大変です。GPSで現在位置が把握できるので可能性は低いのですが道迷いで遭難なんてのはこんなときに起こるのでしょう。思い込みで進んではダメですね。反省。
20160915-201609130006.jpg20160915-201609130007.jpg
 まあでも結果オーライで未舗装率の高い楽しいルートでした。手入れの行き届いた針葉樹の森を進みます。軽トラがギリギリ入れるかなという狭く急な道。大小のごろた石でかなり荒れた路面。慎重に下ります。落車もあったみたいですが大事には至らず。確かにここを上るのはきついかも。
20160915-201609130008.jpg
 森を抜けると突然視界が開け西野間集落の最奥部に出てきました。ようやく人の住むところへ戻ってきました。
その6へつづく

2件のコメント

  1. 南山に下る予定のコースは、3枚目の写真まで戻って、左手ですね。
    当方は、そこを下りましたが、道の荒れ具合は、もう少しましだったかもしれませんが、勾配はかなり急でした。
    逆に、悲願寺前の道は、記憶に残っていません。まっすぐ雨乞いの滝に下る遊歩道だけだったような・・・。

  2. やまさん
     コメントありがとうございます。5枚目の写真が悲願寺の前の道です。行き止まりでなくて本当に良かったです。南山への道はまた次回のお楽しみですね。

コメントは受け付けていません。