四国の右下サイクリング その4

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 2017年元日の朝。今年は暖かかったためか初日の出を見に来ている人がとても多かったですね。
しかしながら水平線には厚い雲が…。海から昇る初日の出は拝めそうにありません。じっくり待ちましょう。
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 いつの間にか高いところまで太陽は上っているようです。薄明光線がきれいです。
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 やっと雲の上に上ってきました。これを初日の出としましょう。
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10時過ぎ。スタートです。中岡慎太郎像の前で起点撮影。右に写ってるのは高知のIさんです。
さて、元日のこの日の予定は馬路村の魚梁瀬までです。
走ったルートはこちら


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 奈半利までは往きと同じくN先輩と一緒です。穏やかな天候の中良いペースで引いてもらって楽ちん。奈半利の町へは旧道で。立ち寄ったのは旧魚梁瀬森林鉄道の遺構、法恩寺跨線橋です。昭和8年頃建造、国指定重要文化財です。これから向かう馬路村に魚梁瀬地区にはその昔鉄道が通り林業で栄えていたのです。
 奈半利のローソン(旧スリーエフ)で買い物をして駅前で昼食。ここでN先輩とは別れました。その後元日から開いているマルナカで今日明日の食料を買い込み奈半利へ向けて北上開始。サイドバックはオルトリーブのバックローラークラシックです。ペアで40リットル。このサイズだと食料を買い込んでも余裕があります。
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 国道439で北川村を北上。奈半利から魚梁瀬まで約47キロ。明るいうちに着きたいので国道を坦々と走ります。
2011年に走った時は北川村温泉に立ち寄り向かいの小島キャンプ場に泊まりました。当時もキャンプ場は電気も水道も止まっていて閑散としていましたがその年の7月の台風被害で現在も閉鎖されています。
 ここを通るのはその時以来なのですが今も国道は通行止めで迂回路を通ります。想像していた以上の大規模な崩落だったようです。キャンプ場は跡形もなかったです。
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 二又から森林鉄道の遺構である橋を渡り県道12へ。緩やかに上り県道54。馬路村からの道も合流します。
約4キロの上り坂のピークが魚梁瀬ダムの展望台です。型式は石積のロックフィルダム、高さ115mは四国で1番高いそうです。
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 ダムカードコレクターの方は要注意。ここにはダムカードはありません。35キロ!下流だそうです。
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 午後4時過ぎに魚梁瀬到着。山深い四国にあって最奥部に近い集落です。自転車で訪れるのは1995年以来2度目です。森林保養センターやなせの湯が営業していたのでありがたく汗を流し暗くなるのを待って丸山公園の片隅にテントを張りました。
その5へつづく