一気に林道を駆け下ります。国道を少し下り下津池の神社で仕切り直しです。
縁側に座って地図を眺めて、さあどこへ行きましょうか?この辺りの地図は普段からよく眺めているので1つ気になっている道がありました。今いる場所から笹ヶ峰の登山口方面へ上り山の斜面をトラバースして千町地区へ抜ける道です。スマホで最新の地形図を確認すると道は繋がっていそうです。よし!行ってみよう。
走り出してすぐ、切り通しの崖の向こうに重厚な古い橋の欄干が見えました。止呂橋です。橋そのものは新しくこの欄干はおそらく昔ここが吊り橋だった頃の遺構でしょう。国道194号線は何度も通っているのですがこの橋の存在を知りませんでした。良い出会いです。角度を変えて何枚もシャッターを切りました。
橋の上から止呂峡の止呂渕を望む。めちゃくちゃ高度差があります。足がすくみます。なんか最近こうした高いところがより苦手になっている気がします。橋を渡ったところに下りていく登山道らしきものがあったので下まで行けるのかもしれません。
道は九十九折れで一気に高度を上げていきます。止呂橋があっという間に真下に。
同じ場所から角度を変えると対岸の風透集落の棚田が見えています。国道からでは絶対に分からない風景です。
吉居川に沿って狭い1車線の道が続きます。ゆっくり行きましょう!
道の雰囲気は徳島の松尾川温泉から竜ヶ峡辺りに似ています。例えも超ローカルですね。山の上の方に多分これから行くのであろう道のガードレールが見えています。
標高630mまで上ってきました。直進は笹ヶ峰登山口、これから走るのは橋を渡って左です。ここは吉居という地区で地形図には5軒の民家があると表記されていますがそれらしき建物はありませんでした。
ここからは林道加茂角野線になるようです。
その4へつづく