2017.08.28.29伊予西条発林道探索サイクリング その5

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 2日目の朝。いよいよこの旅のメイン、林道寒風大座礼西線にアタックします。昭文社のツーリングマップルによると『風景・路面変化共に楽しめる25㎞越えダート』とのこと。楽しみですが不安もあります。体力は?路面状況は??ここ数年で一番の緊張感を抱いてあおき荘を6時半に出発。早く出発することが体力温存、日没タイムアウトに対するリスク回避です。この日も駅のコインロッカーに荷物を預けました。
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 国道194の分岐にあるコンビニのイートインで朝食を摂り寒風山隧道へ向けて長い長い上りアプローチの始まりです。
ちなみに国道分岐から旧道隧道までは27キロ、獲得標高は1100mです。こんな長い上りは岡山にはないですね。
 王滝SDA100kmの最初の上りの良い練習になりそうです。(台風18号の影響で中止になりました)
 長い上りを坦々とこなすのはどちらかと言うと好きです。ペダルを回し続けていれば必ずいつかは峠に辿り着きます。風景や空気の変化、肉体を酷使しているという充実感、とてもシンプルだけどその達成感は何事にも代え難くもう20年以上も続けています。止める理由は見当たりません。
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 昨日も通った笹ヶ峰登山口への分岐です。昨日ここに公衆トイレの看板があり、どこにあるのだろうと気になっていたのですが一段下でした。清潔な水洗トイレで蛇口をひねるとちゃんと水が出る。トイレットペーパーもあります。昔からの悪い癖でこの近くならテント張れるなとついイメージしてしまいました。


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 練習中の競輪選手が2人追い抜いて行きました。トンネル内で写真。その後休憩しているところを通過したのでリピート練なのかな?
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 大樽トンネルを抜けた後立派な橋で川を渡り対岸へ移動するのですがここには短いですが旧道が残されています。橋だと二車線の広い道をまっすぐ上るのできついのですが旧道は九十九折れでじわっと高度を上げていきます。サイクリングにはこちらの道がオススメです。STRAVAでタイム計測をしている人は旧道に入ると記録されませんので気を付けて下さい。
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 バス停の名前にもなっているし実は橋の名前も同じなのですが筋神!?筋肉の神様でしょうか?気になるのでヒルクライムの途中ですが立ち寄って見る事にしました。
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 MTBを押しで上ったのですが空身で歩いたほうが楽でした。古びた境内、手入れはされています。帰宅後検索すると昨日の千町の棚田と同じサイトがヒットしました。以前行った宇和島遊子の段畑の時もそうでしたがこの方のサイトは高確率で行き当たります。
 やはり体の筋の病気に御利益があるそうです。紅葉も綺麗だそうでぜひその頃に通る方は立ち寄ってみて下さい。
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 新寒風山トンネルの手前、国道194号線旧道の入り口に8時52分に到着。ふもとから約2時間です。標高は515m。新トンネルはすぐそこなので8割方上った気になってしまうのですがそれは錯覚です。旧道の峠まではあと11キロ、標高差もここまでとほぼ同じです。
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 こんな看板がありました。10月の連休も入っていますね。皆様ご注意ください。
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 前半は九十九折れの緩い勾配の道が続きます。植林された針葉樹林帯からの木漏れ日を浴びながらの上りです。沢を渡り再び九十九折れ。その後は坦々と高度を上げていきます。壁のような急峻な山が迫ってくると峠は近いです。
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 10時15分。旧寒風山隧道に到着。分岐から1時間15分掛かりました。昭和39年竣工、延長は944.7mです。照明は全くないので明るいライトは必携です。
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 寒風山隧道を抜けると高知県です。こちら側は広い駐車場がありトイレ、水もあります。茶屋は閉まっていました。ここで早い昼食です。下で買っておいたおにぎりとジャコ天。王滝SDAはジェルのみで走るつもりでしたがサイクリングだとそれでは楽しくありませんね。
その6へつづく