セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝 100km その2

朝、6時スタート。松原スポーツ公園を下り橋を渡って左折。これまでは右折してすぐに上り坂が始まっていたのですが今回はコース変更があり左へ曲がります。舗装路の緩い上り坂は先導車が入るローリングスタート。集団の密度が濃いので前に出る事は出来ずゆっくりと進みます。勾配が変わるところでは前が詰まってて停止する場面もありました。
 スタートしてから約4キロ。ここまでで12分経過。ゴール地点の橋を渡り未舗装路へ入ります。ここから先導車は抜けてペースが上がります。が、まだ密集は続き3列での走行です。約1.5キロ川沿いの緩い坂を走ると分岐。ここからは120kmクラスの人達が最後にループで上る坂を上って行きます。距離7.8㎞、標高差580m、平均勾配7.5%の上りです。
 上り始めてすぐ今回初参加で女子100㎞のクラスに挑戦しているKさんが足を着いているのが見えました。健闘を祈りつつ通過します。そして過去に120㎞クラスを完走しているTさんが集団の隙間を縫ってスルスル前へ上がっていくのを見送りました。普段MTBのレースやシクロクロスに参戦させているのでさすがにうまいなあと思いながらこちらも見送ります。
 上るにつれ走力差が出てくるので密度は低くなり前が開けます。徐々に順位を上げて行き先ほどのTさんや120㎞クラス初挑戦のOさん、過去フルリジットMTBでの完走経験もあるO原と前後しつつ上って行きます。少しハイペースかなとも思いましたが息は上がっていないし足も回るのでそのまま上って行きました。パワーメータの数値はあえて見ないようにしていました。
高度が上がると視界が開け日が射し始めます。御嶽山が綺麗に見える場所もありました。快晴で山頂までくっきりと!
 この上りにはSTRAVAのセグメントがあります(SDA120kmループの登り)。初めて上るので比較対象がないのですが49分49秒で上ったようです。平均パワーが200Wなのでちょっと頑張りすぎですね。ですが7時間を切るにはCP1までに貯金を作っておくのが重要だとこれまでの経験で感じていたのでこれはこれで良かったのかな?


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さて、今年はルート変更で前半の上りと距離が伸びたと言われています。では実際にどう変わったのでしょうか?検証してみました。上の図はスタートからCP1までの今年のルートです。距離38.4㎞、獲得標高1397m。大きな上りが3つ。
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こちらは2016年のルートです。いわゆる通常ルート。スタートからCP1、距離34㎞、獲得標高1322m。
距離が4㎞、獲得標高が75m増えています。最初コースマップを見た時は獲得標高がものすごく増えているのではという印象でしたが意外とそうでもないことが分かりました(あくまでガーミンエッジ510JのGPSデータですが)。
通常ルートは大きく下らないものの中盤に細かいアップダウンがあるからでしょう。距離は確実に4キロ長くローリングスタートでゆっくり走った時間も長い。。にもかかわらずCP1までの制限時間はこれまでと同じ4時間半。。。完走を狙う人にはなかなか厳しい条件です。7時間切りを目指した私にとってもこの4㎞は重たいものになったようです。
その3へつづく