セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝 100km その3

 スタートから約14kmで最初のピークです。標高は1550m、標高差650mを上ってきました。ここからは長い長い下りです。今回のルート変更でこれまでと大きく変わったのがこの下りでしょう。9.5kmで標高差500mを一気に下っていきます。前半5kmがダートで後半は舗装路です。
 前半の未舗装区間はこの後上るCP3からゴール地点へのルートと重なります。このレースで最初の下りなのでまだ目が慣れていないだろうから慎重に。と思っていたら随分抜かされてしまいました。舗装に入ってからも数名に抜かれたかな?今思えば安全マージンの高い舗装下り区間でペースアップするべきでした。舗装といっても路面が陥没していたり浮石があったりで気の抜けない場所もありました。
 橋を渡り滝越の集落へ入ります。すると人だかりが!最初なんでこんなに人がたくさんいるんだろうと不思議でした。状況が理解出来ていませんでした。が、チームメンバーの姿が目に入りようやく気が付きました。そうだ、ここは42㎞クラスのスタート地点だ!100km、120㎞クラスがここを通過するので直前に42kmクラスのスタート時間が7時から8時に変更になったのです。思いがけない応援、とてもうれしかったです。メーターをちらっと見ると7時30分位だったと思います。
 さあ、ここから再び長い上りの始まりです。最初は舗装路、どの位続いたかは覚えていませんがやがて未舗装になります。この上り区間でGPSが迷走している区間があるのですが上り距離は滝越の橋から約8.5km、標高差510m、平均勾配6%です。上り始めて何か足が回らない感覚がありましたがやがて感じなくなりました。
 7kmほど上ると分岐、ここで通常ルートに合流します。この辺りで早々に右の太腿の内側が攣り始めました。もうかよ!と不甲斐ない気持ちも湧いてきましたが痛みに耐えて足を動かしていると回復?するのは経験しているので止まらずに走り続けました。少し下って3キロの上り。CP1への最後の上りです。無線中継局らしき建物が見えてくるともうすぐ上りが終わると覚えていました。この上りにはSTRAVAのセグメント(5099climb)があり22分15秒で自己ベストでした。平均パワーは186W。
 下ってCP1へ。公式記録は2時間56分28秒で99位。何とか3時間切り。7時間以内のゴールを狙うならもう少し余裕が欲しいところでしたが距離も獲得標高も増えた今年のコースだと上出来なのでしょう。過去のブログでは2時間40分位でCP1に着きたいと書いていますが今の実力では厳しいかな?CP1での休憩は最小限に。トイレに行ってボトルの水を飲みメイタンゴールドとツーランを補給。給水所でボトルの水を足しました。背中のハイドレーションのはまだ残っているのでそのままです。
20190920-201909200001.jpg
スタート~CP1 38km 2時間56分28秒
獲得標高1400m
NP184.2W
消費エネルギー1632.7KJ
TSS159.5
小出しですいません。その4へつづく