スタ～トで～す。いってらっしゃ～い。
スピーカーから日本語で聞こえてきたスタートの合図。
どうやらスタートしたようだ。日本のようにピストルでパンッ！っと
合図するわけではないようだ。なんとなく拍子抜けしたけど
ついにセンチュリーがスタートなんだと心は躍った。
奥さんと健闘を誓い合って、なんだかんだとしゃべっている間に
5分ほど経過し、自分たちの並んでいる辺りが動き出した。
人数が多いので合図から実際に走り出すまで結構時間がかかる。
それでも全体の前の方なのでまだ早いけど。
走り始めた。スタートはワイキキ市内でとても大きなカピオラニ公園。
岡山の運動公園の敷地の3倍くらいはある大きな公園で、
先日の試走会もここから走った。
カピオラニ公園を出発してすぐにポラールの速度表示が出ていないことに
気がついた。一大事である。速度が分からなければ先行き不安この上ない。
ノリに乗っている奥さんにストップをかけ、急いでセンサーとマグネットの位置を確認。
異常は無い。では・・・ポラール本体をいったん停止。再起動。
反応なし・・・。次々とライダー達に抜いていかれる中、とりあえず２０ｋｍ先の
エイドステーションまで速度表示は泣く泣く諦めることにした。
再出発すると直ぐに上り坂に差し掛かった。
ダイヤモンドヘッドの登りである。
左にダイヤモンドヘッドの山肌、右には美しい海が広がる。
いきなりとても気持ちいいコースだ。
知ってる勾配だと、御津から空港への登りに似ている。
なかなかの登りだけど距離はそんなにない。
奥さんも4年前に走ったときよりも余裕らしい。
ノリノリだ。登りきると、駐車スペースがあって海が見える絶景。
ピクチャータイムとなった。
