BPSなかやまのBG FIT

今回は、BG FITっていったいどんな事をしていくの?
という部分について少し書いてみます。
FITと言うくらいですから、「バイクをいじってお客様に合わせていく」と言う手順が
クローズアップされ易いですが、BG FITの一番の核になっている物が「アセスメント」と言う工程です。
アセスメントはお客様へのインタビューから始まり、身体構造の確認作業をひとつひとつしていきます。
インタビューでは、お客様が現在どんなバイシクルライフを楽しんでいらっしゃるのか、これからどんな事に
挑戦してみたいか、BG FITに何を期待しているか、などお客様のエクスペリエンスについて。
さらに以前に他のスポーツや事故などで怪我をしていないか、など傷病の履歴。
現在、バイクに乗って不安や痛み、違和感を感じている身体の箇所など、フィッティング時に注視する点の確認をします。
続いて、身体構造の確認作業のアセスメントに移り、足の構造、膝の内外反のチェック、骨盤水平度に脊柱の湾曲度、
頸部の柔軟性、肩甲骨の位置と僧帽筋発達度、つま先の内外反と向き、肩の可動域、立位体前屈など柔軟性のテスト、
ベッド上で胴体と下肢の角度を測ったり、脚長差を確認したり、理学療法のテストをしたりと、他にも数多くの確認作業をして
やっとお客様とバイクとをマッチングさせる材料が揃います。
この辺りまでで、説明をしながらだいたい1時間位を要します。
ここでお客様には一度休憩していただいて、その間にバイクの測定です。
サドル高に前後位置、BB軸からのオフセット、ハンドル高と角度と幅、サドルとの高低差、ステム長と角度、
クランク長や使用しているペダル、シューズなど。多岐にわたってカルテに書き込んでいきます。
次にはお客様の足の骨を見て、クリートの基準を探して修正します。
BG FITはクリート位置がかなり重要になります。例えば、足の幅だけを基準に選んだシューズだと
クリートの前後位置が出せない事があるのです。
クリートを合わせたら、ローラー台に乗せたバイクに乗って漕いでもらいながら膝の角度やペダル軸とのオフセット量を計測して
サドル高と前後位置を決めていきます。2Dフィッティングではアセスメントで得られた柔軟性を考慮しながらハンドル高や角度、
ハンドル~サドルまでの距離を調整し、ペダル上死点では股関節の柔軟性を確認しながらフィッティングします。
3Dはさらに前と後ろからもバイク上で漕ぐ姿を確認していきます。
サドルへ真っ直ぐ座れているのか、膝の軌道はどうか、ペダリングに左右差を感じているかどうか、
BGフットベッドや付属のカント調整シム、クリート位置の微調整をしては、バイクを漕いでもらい
また降りて調整を何度も繰り返して最終的なポジションを目指していきます。
フィッティング作業に3~4時間もの長丁場、しかも安くはない価格設定も、
バイクやパーツのグレードアップだけでは絶対に得られない効果を、BG FITを受けて感じていただければ、
きっと今よりもっと快適で楽しくバイシクルライフをおくる事が出来ると思います。

3件のコメント

  1. なるほどなるほど
    受けてみたいです!
    でも、まだ寒いのでせっかくなら受けた後に
    しっかりトレーニングしたいので、もう少し
    暖かくなってからにします。
    その時はよろしくお願いします!

  2. >HIROさん
     こちらこそ宜しくお願いします。
     とってもおすすめなので
     是非一度受けてみてください!

  3. >HIROさん
     こちらこそ宜しくお願いします。
     とってもおすすめなので
     是非一度受けてみてください!

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