クロモリ・・・クロームモリブデン鋼。
鉄に極僅かにクロムとモリブデンを混合させた低合金素材のことです。
今ではクロモリと一口に言われてしまいますが、カーボンもアルミも自転車のフレーム素材として
使われていなかったくらい昔には(僕も知らないくらい昔)フレーム素材といえばクロモリだったそうです。
鋼の中でも特に錆びにくく、軽量で、とても弾性に優れた素材としてフレーム素材界に君臨していました。
もちろんグレードもたくさんあり、最高級のものなどはフレーム1本30万円以上と
現在のカーボンフレーム負けないくらいの価値がありました。
振動吸収性とピンピンと跳ねるような走りに、後から押してくれるような伸びのあるしなり。
クロモリの良さは数え切れません。
さらにラグを使いロウ付けされたラグドスチールフレームなどは誰もが見惚れるほどの美しさです。
フレーム職人の手によって生まれる細く美しいフレームワークと、ラグと鍍金のコンビネーション。
MADE IN ITALY の刻印は紛れもない本物の職人の手によるフレームの証。
たまりません。
これらの魅力は所有者の満足をいつまでもいつまでも満たしていくでしょう。
最新のロードバイクももちろんカッコいいし憧れます。
技術の進化は留まる所を知らず、斬新なカタチと計算しつくされた形状。
速く走るため、快適に走るため、十人十色の目的のためにそれぞれに合うバイクがあります。
それでも一度は所有したい!
そう思わせてくれるのがイタリアン クラシック クロモリロードバイクです。
COLNAGO Master X Light フレームキット(フロントフォーク、ヘッド小物付)\283,500
今では日本に輸入される数少ない本物のクロモリロードバイクです。
写真のLXカラーシリーズは今年の生産は終了になったそうです。
マスターも一度は生産中止になって、復活したモデルだけに
今後マスターがまた生産終了になる可能性は十分に考えられますね。
ロードに乗るなら、速くカッコいいのも良いが、
どうせ乗るなら美しいロードに乗りたい。そう言う方は、是非。
僕の持っているトマシーニ
これはクロモリではなくニバクロームという素材でした。
クロモリよりも粘性の高い素材で、強度は高いようです。
とにかく良いですね!スチールフレームって。
5件のコメント
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一家に一台クロモリですかね(笑)
次に欲しいフレームですね・・・・
>HIROさん
是非!どうぞ!
そうなると、すべてをヴィンテージ調に仕上げたくなりますね
今手に入るフレームなら今の時代のパーツが似合いますよ。
ヴィンテージなフレームならヴィンテージパーツですかねぇ
フレームとパーツの時代を合わせたいところですね
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