さっそくですが乗ってきましたバイク達のヤマモトインプレッションさせていただきます!走った直後のメモ書きも載せますので、やや簡潔すぎるコメントになりますが、
ご了承ください。
スーパーフライアルミ 軽いしよく進む。
ハンドリングも滑らかで癖がない
今年から登場のアルミバージョンのスーパーフライ。
29インチのMTBはやはりフィッシャーの十八番。
全く素直なステアリング。シングルトラックも思いのままのラインで走れる。
26インチには実現できない走破性は、ギャップを越えることに集中するより
走ること自体に集中できる。
スーパーフライ ELITE
さらに軽い!
どこでも登る
段差も関係ない走り
カーボンで作ると全ての性能が向上する。
圧倒的に軽くて剛性が高い。だからどんなにパワーをかけても安定感を失わない。
階段だって登るし15cmくらいの段差も普通に越えられるほど走破性は高い。
29インチのいい所は、ギャップがギャップで無くなってしまう所。
さらに軽いんだから完全に飛び道具です。
29インチ部門ベストバイ決定。
スーパーフライ100ELITE
少しの軽さを犠牲に、どんな地形もこぎ続けられる安定性と走破性
ほんの少しだけ軽さを犠牲に、究極の安定を手に入れたモデル。
上りも下りも、岩がごろごろしてもぬかるみでも、とにかくこぎ続けられる。
ダンシングを織り交ぜるようなヒルクライムは苦手かもしれないが
それだけ。その他は欠点が見当たらないほどに素晴らしい。
マドン4.7
踏み出しの鈍さは改善されている
恐らくBB90のおかげ
レース思考の観点だとバイク全体としてカーボンの柔らかさが目立つ。
耐久やロングのイベントにはかなりマッチしてる印象
登坂はいまいち
新型の4シリーズ。
OCLVカーボン化され、E2(下側のヘッドベアリングが1.5インチの大口径)ステアラーとBB90が搭載された。
今までの停車時からの踏み出しの鈍さは改善されてかなり気持ちが良い。
中トルク大トルクなペダリング時にはフレームを形作るカーボン全体の柔らかさが感じられ、
それが何時間乗っても身体に疲れの来ない優しさの裏返しなのだろうと思う。
本格的に競技をするならできれば5シリーズを選びたいところ。
耐久レースなどはベストマッチではないだろうか。
マドン6SSL
軽い硬い速い快適の融合
登坂は最高
スプリントも大トルクを瞬時に返してくれる
ゆるい坂ならなにもしなくても登る感じ
カーボンレイヤーが変わったか?と思わせる剛性感。
低中高速域すべてに高レベルの反応を示してくれる。
中大トルクではとにかく速いレスポンスでバイクが前に引っ張られるような加速を見せる。
登坂も7%程度の坂を走ってみたが、脚さえあれば軽快。文句なし。
緩斜面などは普通にこぐだけでグイグイスピードが乗っていく感じ。
こんなに剛性が高いのに乗り心地は良い。
マドン6
軽い硬め速い
低中速度でSSLとはあまり違いがわからない
登坂も良い
大トルクでややSSLより鈍く感じる
ルーべSL3みたいな感じ
中トルクではあまりSSLとの差異は感じなかった。したがって登坂も良い。
大トルクではやや、加速に移るまでのタイムラグを感じる。
フレームがトルクを受け止める時間が長く感じる。
決して悪いレベルではない。高レベルには違いないし、これに不満を感じる人も少ないと思う。
だけどSSLとの差は確実にある。
競技の世界ならこの差が大きな結果の違いになると思う。
僕の乗ってるルーべSL3とすごく似た印象だった。
大トルク時の剛性はルーベの方がやや低い気はする。
マドン5.2
低中速度は6とあまり変わらないが
速度を急にあげる時にやや遅い
大トルクで鈍さをかなり感じる
アウタートップなどでだが、カーボンの反発が6よりやや弱い感じ
登坂はなかなか良い
ぱっと乗った瞬間はかなりの軽さと出だしのよさに、6との差が分からない。
登坂もやや鈍い程度で、乗鞍で記録を狙うとかでないなら全く問題ない。
25km/h程度の速度から37km/h程度の速度まで一気に加速する場合など、
正直鈍い。6やSSLの、前に飛んでいくような加速は感じない。
大トルク時は鈍さがさらに感じられる。
鈴鹿のスプリントには大いに影響がありそう。
ただ、レースの観点から見た場合の印象だし、6やSSLと比べればという事。
バイクとしては高レベルなので、レースにロングにと活躍の幅は広く持てて使いやすい。
最初にこれに乗って不満が出ることはそうそうないと思う。
5も6もSSLもステアリング剛性は十分
マドン3.1
4とかわりなく身体に優しい
きびきびした走りよりすーっと滑らかに走らすと良い感じ
E2ヘッドによってダンシング時の剛性はかなりアップ
これだけでバイクの印象が凄くよくなった
登坂はやはり鈍さを感じるけど、レースではなく走ることを楽しむならベストなバイク
新型の3.1。
E2ステアラーの採用によって、ダンシング時のしっかり感がかなり向上した。
この変化だけで、全く別物に感じるほど良くなった。
OCLVカーボンとはいえ、さすがに大トルクをかける使い方はネガティブな印象の方が強くなるので。
中トルクまでの滑らかな走りをお勧めしたいバイク。
急な加速や激坂の登坂をしたいならアルミシリーズの2.3の方がキビキビ走ってくれる。
以上、直感で書いたメモを掲載してみました。
あくまで個人的な感想である事と、全てのフレームがそれぞれ違うホイールとパーツで組まれていたので。
フレームだけの純粋な違いを感じ取っているわけではないと言うことを付け加えておきます。