17回デュアスロン しんごう レポート

2年ぶり2回目の参加となった17回デュアスロンしんごう。
ダックスからは3名参加してきましたよーー^^
一昨年、初参加したこのレースですが、6kmのランから30kmのバイク。
そしてもう一度6kmランをするというなかなか素敵なレース♪
一昨年は2ndラン開始直後から両脚の表裏すべての筋肉が痙攣。
何分も動けない思いをしました。
そして、ことしは。同じでした(笑)
1週間前に体調をなぜか大崩ししてしまい、吐き気と激しい下痢と頭痛に苦しんでいました。
この1週間は体調がいまひとつ。ずーっと6~8割くらいな感じで土曜日にやっと復調した感じでした。
ひそかに決めてた目標タイムは
1stラン 24分00秒
バイク(トランジット含めて)52分00秒
2ndラン 26分00秒
トータル 1時間42分
ここからレポート。
レース当日。
2時に目が覚め、3時20分に集合。40分には出発。
途中いろいろあったが、到着した会場は一面どんより曇り空。
雨をいっぱい溜め込んでそうな厚い雲が覆っている。
受付、開会式の後はトランジションのセッティング。
バイクの向きや、置くものや位置。トランジション内のルートなど初参加の方々と確認。
とても大切なこと^^
談笑しながらキッズのレースの観戦や身支度など。
キッズは良いね。元気と勇気が素晴らしい!
みんな素晴らしい選手に育ってほしい。
スタートは10時半きっかり。1時間前からごそごそとアップを始める。
気温はまぁまぁ涼しくて、体をあっためる感じでゆっくりとジョグ。
そして、スタート時刻。
最前列には高橋泰夫さん、他にもランの速い方々がずらり。
とくに緊張もなく、時間通りスタート。全員一斉に飛び出す。
速度は想定内の感覚で、3分中盤から後半くらい。
飛びぬけて速い4人くらいの集団が20m程前にいる。と、左からダックスジャージが!
なんと藤井さん!いやwまじですか。追いかけるんですか。
僕は一昨年の痙攣フェスティバルのフラッシュバックで躊躇しつつ、おとなしく走ることを選択。
でも、やはりタフなコース。かなり脚に来る。
ランのラスト1.5kmくらいから約700mほどきつい登りが続く。
バイクを考えて抑えるべきか、ペースを維持して突き進むか葛藤しながらついにトランジションへ。
トランジションにはすでに先頭グループも藤井さんの姿も無かった。
先日のトランジション練習の成果が活きて、何人かで入ったトランジションは一番に出てこれた。
シューズを履くのも本番ではスムーズ(笑)
あとは追い上げるのみ!
だいたい300w位を目安に踏む。すぐに前方に3人見えた。
最初の折り返しまでの登りで追いつき、下りはほとんど同時に下る。
次の折り返しまでは時速40km弱は出るゆるい登り区間。向かい風だが頑張る。
デュアスロンやトライアスロンは集団走行になってはいけない。ルールで決まっている。
だから、ほぼ同じ走力の4人だったので大変だった。
微妙に左右にずれて、スリップに入らないように。車間ももちろん空ける。
ちぎり捨てていける力があればいいが、みんな本当に同じくらい。笑える。
少し遠くにエアロヘルメットの藤井さんが見えた。
単独で走っている。徐々に距離が詰まってきているのがわかる。
2回目の折り返しですれ違う時にはかなり近かった。
でも、僕の脚がここまでだった。折り返しからいきなり痙攣し始め、とたんに踏めなくなる。
回すペダリングから踏み踏みに変えて、重いギアで脚の回復を狙うがなかなか回復しない。
そのまま3人に離されてしまい、1周目が終了。
2周目の登りを登りきる辺りでやっと脚が回復してきた。
すれ違った藤井さんの後ろにさっきの3人がバラバラと追いついていた。
僕もここから頑張らなければ!
踏み踏みは変えずに、様子を見ながら徐々に力を込めていく。
2周を終え、トランジションへの最後の登りを登っていると、2ndランをスタートする藤井さんが見えた。速い!
トランジション練習のおかげで、降車ライン手前までにシューズを脱いでいたので、超スムーズにバイクを降り
再びランシューズに履き替えスタート。
脚が言う事を聞かない。でも、一昨年は既にこの時に痙攣フェスティバルが開催されていたはず。
なんとか走れる!行けるんじゃ?
なんて考えながら恐る恐る脚を進ませていく。表面張力でこぼれないでいるコップの水みたいな危うい感覚。この手探り感はそうそう味わえない(笑)
攣りそうなのは、左脚の脹脛と腿の前後。右脚は脛の筋肉と腿の前側。
すり足みたいに走って1kmが過ぎた辺りで、ついに1回目の決壊。
軽い登りで変に左脚が力んだ時だった。左脚の腿裏がぴきーんと(笑)それはもう音がした感じ。
そそくさと蹲る。一昨年の経験で蹲るのが一番どこの筋肉も攣らないで休める姿勢だと知っていた。
この間進めないが、攣ったらどのみち進めない。深く攣ると回復が遅れる。
1分くらいか、何人か抜かれたが脚は回復したので歩き出す。
下りを使って徐々に走り、再びコップの水が表面張力状態になるのを感じながら歩を進める。
そして2回目の決壊。今度は右も。ちょいと深めか。
蹲ってやり過ごしているとまた何人か抜かれた。
でもその全てが年齢別クラス違いの方々。総合順位は落ちても年代別は落ちてない。
脚が動かないので頭が動く(笑)
2分ほどは休んでまた走り始める。今度はかなり回復して思うように脚が動き始めた。
少々無理しても大丈夫そう。
ここまで、6分ペースだったスピードを4分半に引き上げ、ゴールを目指す。
そして、最後の登り坂。素敵だ。歩くほうが早いかもしれない。でも走る。
そしてついに同年代のゼッケンに抜かれてしまった。それが解っていても身体は反応なんかできなかった。
今進む速度が最大速度。自分のリミットは自分が外せる。僕の脳がこれ以上リミットを外すことを拒否していた。
で、ゴール!
一昨年と全く同じレース展開。タイムはそれぞれアップしているが、マネジメントが最悪。今持っている能力を自分で理解できていない証拠。
ただ、2ndランで攣らない脚を作れれば1stランとバイクの攻め方は活きてくる。
マネジメントして抑えて走るか、リミット外して突っ込んで攻めるか。レースが終わった後も葛藤は続く。
さて、来年はどうするかな。
20140707-dsc_0849.jpg20140707-dsc_0847.jpg
20140707-dsc_0856.jpg20140707-dsc_0855.jpg
リザルト  1時間46分20秒
総合 16位
年代別 3位
1stラン 22分19秒(14位)  バイク 52分53秒 (8位トランジション含む)  2ndラン 31分08秒 (53位)