昨年夏に、4年ぶりのモデルチェンジで衝撃的な機構を搭載しデビューしたnew ROUBAIX。
昨年11月からnew ROUBAIXに乗る事になったので、片道6kmの毎日の通勤や、朝練。先日のカキオコサイクリングなど色々と乗り倒してみた。
この画期的で型破りなROUBAIXと言うバイクについて思ったことを書いてみようと思う。
バイクの特徴についてはこちらの記事を読んでほしい。
試乗バイク 2017 ROUBAIX COMP
試乗期間 約2か月
走行距離 500km
僕が乗り始めたバイクはROUBAIX COMPというモデルで、プロ機材でもあるS-WORKSグレードを除けば中間のモデルだ。
価格は税込み¥367,200 コンポはULTEGRAと105のミックスで、油圧のDISCブレーキを搭載したモデルである。
ホイールはデフォルトでチューブレス対応。後で詳しく書くが、newROUBAIXの新機構があるのでチューブドでも異次元の乗り心地が体感できる。
さらにチューブレス化するとどうなのか。極上のさらに上があるのか。チューブレス化するのが楽しみである。
さて、newROUBAIXの目玉である新機構。フューチャーショック。
簡単に言えばステムの下にサスペンションが付いているわけだが、これが本当に良いのか?
ぐにゃぐにゃ動くから邪魔じゃないのか。ライダーの力が食われるんじゃないのか。
ロードバイクを色々と乗ってきた人であれば、newROUBAIXの所見はこうだろう。
実際に乗ると、それらの不安要素を忘れてしまうほど楽しさを感じた。
速度を上げるほどステム下のサスはしなやかに軽やかに動き、殆どの路面ギャップを滑らかな路面に変えてくれた。
ターマックと同じ設計のフォーク、ヘッド回りによってダンシングは機敏で素早いハンドリングはロングライドバイクでは無くロードレーサーのそれだ。
前後のスルーアクスルはフレームとホイールの剛性を高めているのか、相当しっかりしている。高速のコーナーなどでよれる事も皆無だし、トルクを掛けた時にかかりが良く感じる。
油圧のDISCも秀逸だった。なんと指の力が要らないことか。軽い握りで強大な制動力。コントロールも難しくなく、余裕をもってバイクを操縦できる。
良いことばかり書いているが、ここらで少し不満も。
全体的にバイクは重ためだ。30万円オーバーのロードバイクなら8キロ前後が相場だが、newROUBAIXは8.5kgある。
フレームは軽いのだ(実測でフレーム単体 1000gほど)フォークも軽い。(300g)
やはり、フューチャーショックユニットが重さを出している。このユニットが約250g。DISC用ホイールもやや重ための1800g。
持つと重いバイクになってしまうが、乗るとあまり重さは感じない。重さよりも快適さが勝ってしまう為かもしれない。
先日のカキオコサイクリングも90キロ走ったが、振動による疲れは一切なかった。巡行中は極上の乗り心地だった。
なかやまには試乗車を用意しています。
晴れていればいつでも乗れますので、お気軽にスタッフへ声をかけてください。