R8000 ULTEGRAを組み付ける

新型アルテグラをお客様のバイクに組付けました。
触ってみると作りはほぼDURA ACEと同じ。R9100デュラエースは光沢のあるデザインでしたが
今回のアルテグラは前作6800系と同じくマットな雰囲気。これはこれで落ち着いたかっこよさがありますね。
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クランクはかなりアームが太くなり、ペダリング時の応力を考慮したオフセット形状。
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ブレーキキャリパーもデュラエース譲りの形状に。
6800からボリュームはダウンしたかな?
かなり剛性感あります。ブレーキタッチも良好。
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デュアルコントロールレバーはさらに握りやすいブラケット形状になった気がします。
やや細身になった?
レバー部は大型化して下ハンドルでも指は届きやすそうです。
リリースレバーも大きくなりました。
操作感はけっこうクリック感があり、レバーストロークは少なめで
内部のラチェットが動いたことが解り易いフィーリングでした。
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リアメカとフロントメカもアップデートされました。
デュラエース同様、シャドータイプとなったリアメカ。
外側の張り出しがないので、転倒時以外にも不意にぶつけ難くて安心感有りです。
写真はショートゲージ(最大ローギア30T) ですが、ロングゲージもラインナップされてます。
ロングゲージは最大ローギアが34Tに対応します。
フロントがコンパクト(50x34T)だとインナーxローで1:1のかる~いギアレシオが出来ちゃいますね!
フロントメカは大幅な機構変更が入りました。
フレームのワイヤールートがレバーの引きの軽さに影響し難くなりました。
簡単に言うと、フロントメカにカーブルガイドをくっ付けてしまう事で
どんな角度でフロントメカにワイヤーが入っても同じ引き加減で動きます。
総括として、新型アルテグラはとてもよく出来ていました。デュラエースの良いところをしっかり取り入れられて
ブラッシュアップもされて完成度を高めています。
フロントのシフト調整は、しっかり研究したメカニックでないとベストなセッティングは出せないと思いますが、
当店スタッフはしっかりと研究し、技術共有していますので安心です!
初回の特別価格を設定したグループセットが後わずか空きがあります。
詳しくは店頭でスタッフへお尋ねください♪