キャンデールのSiクランクのBBの回転が渋いという事でR5000が持ち込まれた。確かにシャフトだけにして回してみたら異常に渋い。キャノンデールからBBのベアリングの脱着工具を取り寄せて分解してみると、シャフトを抜いた時点で片側ずつシールドベアリングを触ってみたらどっちも硬くて回らない、これはベアリングを圧入しているフレーム部分に塗装が付いていてベアリングを圧入した時点で外側からの圧が高すぎてシャフトが回らなくなっているということでした。解決方法は地道にフレーム側を耐水ペーパー(紙やすりのような物)で少しずつ研磨してベアリングをはめて確認して硬いようだともう1度やり直し・・・数回繰り返して組みつけてみたら非常にスムーズになりました。かなりの時間と手間がかかりますがやる価値はありますね。