自転車に乗っていると「パキパキ」「ピキピキ」「ガリリンガリリン」「カチッカチッ」など異音がし始める場合が有ります。周期的な音であったり、どんなタイミングかわかんないけど音がしたり、漕いでると音がするけど、漕ぐのをやめると音が止まるとか。
お店にも「なんか音がするので見て欲しい」と持ち込まれるバイクが多いです。
音の原因にはいろいろあります。
簡単なのはフロントの変速機のワイヤーとクランクが干渉してペダルを漕ぐと音がする「チッチッ」、リヤのクイックレバーの締め付け不足、特に○○のクイックは音が出る事が多い。
定番はペダルの締め付け不足やペダルのねじにグリスが無い、ボトムブラケットの締め付け不足や緩み。
ハンドルに力を入れると音がする場合は、ステムとハンドルの締め付けが僅か足りない場合など(気を付けないとハンドルにひびが入っている場合も音がします)
なかなか見つけ辛かったのがボトルケージの取り付け穴からの音、画像はクロモリなので音がする事は無いがアルミフレームでボトル取り付けネジ穴がリベットタイプはカシメが僅かゆるいと音が出ます。(専用工具でカシメ直しをします)
その他フレーム内部のパイプとパイプの突き合わせた部分残すれから出る音、スポークのクロス部分から出る音など、いくら探して音の原因が直ぐに特定出来ない事も有ります。
締めつけトルクや、グリスの塗布など注意して組み立てていてもしばらく乗っているうちに音が出る場合が当店での販売した物でも有ります。でも、ほとんどの場合音を止める事は出来ます。
可能性のある部分のパーツを他の物に交換してみたりして音の原因を探ります。
なかやまの作業工賃表には「音鳴り止め:¥5250~」というメニューが有ります。