王滝セルフディスカバリー100km完走

今回の王滝参加は、昨年の忘年会に始まる。
忘年会の席で871さんが「来年はみんなで王滝に行きましょう!」
・・・・飲んだ席で盛り上がり「行きましょう!」・・・・ちょっと後悔。
結局出るならスタッフも経験値を上げなければ。ということで全員参加。ちなみにうちの奥様には「長野観光に行きましょう」と誘ったのですが、「42kmにエントリーする」ということになりました。・・・・大丈夫か?
17日の早朝、2時半に集合、小雨が降っていました。積み込みを始めてすぐに止み無事に積み込み終了。3時40分出発。
しかし!前日からの豪雨、高速道路が通行止め・・・・備前インターまで走って高速へ乗る。運転手を交代しながら木曽福島まで到着。
ここから引率871スペシャル!
なんと昼食はそばの有名店が予約されていた、お店の前には行列が出来ていたのに少し待っただけで席に通される。・・・ざるそば大盛り(三枚)をペロリ
近くのスーパーで夜食、おやつなどを買い込み宿へ向かう。王滝村にはコンビには無い、食堂も1軒。
871さんの案内で王滝120、100km&42kmの会場 松原スポーツ公園に受付に向かう。
すでに会場の横のグランド半分くらいは車が駐車されている。どきどき緊張が始まる。
受付終了後、宿に移動・・・・すごい坂の上。自転車では行けないなぁ(汗
宿に着いてみんなの自転車を車から降ろし、最終点検、ねじの締め付け、サスのチェック、変速のチェック、ブレーキのチェック。チェック終了時にはすっかり日が暮れちゃいました。
のんびりとした?緊張感と戦いながら翌日の準備。朝が早いので、キャメルバックにCCD2袋+水2L 、ボトルにはパワーゲル10袋+水200ml
・・・・おやすみなさい。
翌朝、3時半に宿を出発、すぐにグランドに到着!すごい!車がいっぱい!グランドはほぼ満車状態。まずは、バイクを並べに行く。そうなんです、参加者がすごく多いので並んだ順番でスタートの時間もかなり違うのです。よーいどんって合図があっても後ろの方は動き出すまでしばらくかかるんです。
スタートまで時間があるのですが、それまでに宿で頂いた大きなおにぎり3個を食べなければ、トイレも・・・。そのトイレで私大失敗、奥様がスタートに遅れる。
大勢が参加するのでトイレが込み合うので宿でちゃんと済ませていきましょう!と871さんに言われてちゃんと済ませたつもりが、スタート30分前になって「やばい」・・・。列に並んで順番を待つ、時間はどんどん過ぎていく、あと5分・・・やばい!もうすぐ順番が・・・・・メンバーがシューズを持ってきてくれた、バイクの横にはヘルメット、キャメルバックを準備してくれている。・・・ありがとう。何とか用を足し、バイクへ。
私の履き替えた靴を車まで運んでくれた奥様42kmのスタートにちょっと遅れた(42kmは7時スタートですがスタート地点が10km離れたところなのでその移動スタートに遅れたためスタートポジションが後ろのほうになってしまった。
ありがたいご祈祷の後「プォ~~~~~ン」とスタートの合図。
しばらくアスファルトを進み、山に入っていく。
初めてなのでまったくペースがつかめない。ただ判っているのは100km走ること、それも険しい山の中。
まずは様子見、どんどん抜かれるが気にするな(871さんアドバイス)
地図を見ると第一チェックポイントまで約40km・・・・長い。
まずは登り・・・・・どこまで登るの?
まだ登るの?
コース横にはチェーンが切れて止まっている人が何人も、パンクしてる人も。
なんで?のぼりでパンク?チェーン切れるのも何でこんなに多いの?(そんなに傾斜はきつくない)
1時間登って7.7kmしか進んでいない・・・そこから一気に下り!最高!!!ガレた路面ですがバイク、タイヤの性能のおかげで安心してガンガン下れる。・・・と思ったらのぼりが始まる。4回の長い登り下りを楽しみ(苦しみ)3時間かかってやっと第1チェックポイント。
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ここではすでに先に行ってしまっているだろうと思っていたメンバーが次々と後から到着。皆さんも抑えて走っていたんだ。
熊本から13時間もかけてダックス熊本支部のKさいさんも参加されている。
私はなんとなく体調万全ではない感じ・・・出張、試乗会続きで疲れが・・・?言い訳です。
また登り、また下り、登り・・・長い、このコーナー曲がれば下り?と思ったら登りが・・まだ登る?えっ?まだ登る?ってのばっかり。あまりの疲労で第2チェックポイントでは補給食の準備も水の補給(キャメルバックに)もする元気が出ず。とりあえずチェーンに注油、ボランティアの水を2杯頂いただけ。また登り。ちょっと下りまた登り。
下りは岡山近辺では楽しめない凄くハイスピードで面白い下りです。
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気が付けば景色は最高です。
遠くに霊峰御嶽山が綺麗に見えたり、山からの清水は凄く透明で、山の緑は驚くほど蒼く。これが見れるだけでも来た甲斐がある。
S社のNださんと抜きつ抜かれつ。
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第3チェックポイントまで来るとあと少し(ここまでで80km)
無理しながらパワーゲルや梅丹サイクルチャージを補給。
補給するとしばらくは元気が出ます、でもこの甘い補給食を何時間も飲み続けているともう喉を通りません、苦痛になってきます。
そしてついに最後の下り約11kmほど下ります。
このくだりが最高に燃えました!角度も凄く、ガレ具合も本日走った中では難易度もやや高く、でもこれだ最後となると「オリァ~~~~~」って漕ぎ出すと、とたんに見かけたジャージの方が押して歩いてる。
関東の知り合いのお店のお客さんらしく本日4回目のパンク(3回目の時には一緒にいた名越のチューブを1本進呈)、そして今回は、私のチューブとポンプを。(ポンプをチェックポイントに忘れてきたらしい)。
とりあえず渡して走り出す。
もう最高です!あれだけ登ったご褒美の下り、最高で後からPOLARで確認したところ、ここの下りで最高速82.2km/h出てました。
ガシガシ漕いで・・・・「ゴン!」やばい!今のショックはリム打ちしたな!(リヤ)
それまでどんなに荒れていてもちゃんとラインを選んでリム打ちしないように走っていましたが、木陰でまったくギャップが見えていなかったところで溝が合ったらしい。その後コースサイドでパンク修理をしている人は10人以上、同じ所でやっちゃったんでしょう。
私のバイクはチューブレスなのですぐに抜けないのでしばらくそのまま走り安全な場所で、とりあえずエアーを補充・・・あぁ!ポンプ貸しちゃった。・・・大丈夫エアーボンベ2本あるのでまずは1本エアーの補充だけでゴールまでいけるか?やってみた。
・・・・200mほどで走行不能。何とか前輪加重で・・・やっぱ無理。
仕方なく、止まってチューブを入れることに、止まるとどんどん抜かれていく、悔しい!
超スーパーハイスピードでタイヤをはずし、チューブレスバルブをはずし、チューブを入れて、ボンベ一発!と、その横を「ヤホ~~~ッ」と871さんが「これだ勝った!」って感じで抜いていった。「くそ~~~!」私スイッチが入る。
ホイールをはめてブレーキチェック、バイクに飛び乗り漕いだ!漕いだ!漕いだ!871さん発見、抜き返す!めっちゃ漕いだ、・・・両足の太もも内側攣った!ぐぉ~~っ攣った。いてぇ~~~!でもここで休んだら抜かれる。「後2kmですぅ!」ボランティアの方?がコースサイドで声をかけてくださる。まだ漕ぐ。
ゴ~~~ル!
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みんな良い顔してます!達成感は最上級です。
今回大変お世話になった871さん、本当にありがとうございました!
おかげで本当につらい思いをしました・・・・楽しかった(爆
奥様の結果&レポートは奥様の更新をしばしお待ちください。

2件のコメント

  1. お天気もよく、みんなが怪我もなく無事帰れて良かったです。
    2月には来年の募集が始まります。まだまだ、体と愛車にダメージが残っているとは思いますが、是非!
    (5月は逆ルートですよ!)

  2. ・・・・参加者を募集します!
    私も応援します!・・・・(笑

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