まずはこのシフター兼ブレーキレバーにはCR2032のボタン電池が各1個ずつ入っています。
電池寿命は6~24か月とかなり長く使えます、これは電波送信のみだから?
ちょっと写真の写し方が悪いのでわかりづらいですが、これがリヤディレーラー
このリヤディレーラーがeTapの心臓というか脳みそ。ここが壊れたり、バッテリーが切れると全て動きません。
バッテリーは私の親指が当たっている黒いケース。フロントディレーラーのバッテリーと同じものです。
この充電ドックで約45分で満充電になります。
ちなみにフロントとリヤのディレーラーのバッテリーが同じという事は、万が一リヤが切れてしまったらフロントのバッテリーをリヤに取り付ければリヤの11段が使えるという事です。(フロントは固定になります)
設定はいたって簡単(自転車店なら)、公的には(メーカーとしては)シマノコンポとミックスで使えますとは、言ってませんが。。。。実際には問題なく使えているようですので、シフター、リヤディレーラー、フロントディレーラー(+充電器など)を買えばフルにコードレスシフト化できるという事。
実際の操作感、シフトのフィーリングは全く快適。問題なしに思えました(実走してませんが)
私の感覚では非常にアリだと思いましたが、スタッフは「微妙」との声も。
特に、ワイヤー内臓のエアロフレームの方にはとってもすっきりするシステムですよ。
デメリット部分を付け加えます。
まずは、転倒時リヤディレーラーをぶつけてしまう可能性が高く、壊れると作動しなくなる可能性が。
他の電波の影響はほぼ無い、という説明でしたが、これからいろんな状況下で使う方が増えていくと
もしかすると、出てくる可能性があります。(すべて無線なので)
シマノと違い、シフトの配置が変えられない。例えば右でシフトダウン、左でシフトアップにはできません。(現状は、ただし、アップデートがあれば変わるかも)
フロントシフトを動かす場合、左右のレバーを同時押しの必要がありますので、左手だけで変速が出来ない。
電源のオンオフは各ユニットの振動センサーによって行われますので、実際に乗っていない場合、例えば車に積んで移動、輪行の時でも常に少しずつ放電します。
電源が入らないようにするにはリヤディレーラー、フロントディレーラーのバッテリーを外して、オレンジ色のキャップ(購入に梱包用として付いてきます)を取り付けておく必要があります。
バッテーリーマウントの端子を痛めると取り返しがつかないことになるので、必ずキャップが必要です。
色々と気になる部分は有りましたが、これはメリットの方が大きいと感じた商品でした。
価格はクランクやブレーキなどコンポフルキットで¥328,930(税別)
RD,FD,チャージャー、シフターなど必要最小限のキットが¥197,000(税別)
現在シマノコンポなどお使いの方なら後者のキットで十分コードレス電動化できると思います。
ご興味のある方、店頭でご相談ください。お見積もりをさせていただきます。(初回数セットは特別価格を設定中)