2016セルフディスカバリー王滝100km&42kmMTBレース2

第一チェックポイントを通過後もペースを維持しながら走る。
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第2チェックポイントまで30km、途中でグリグルメンバーのパンクに遭遇するが、こちらもサイドカットが大き過ぎて
タイヤ交換じゃないと無理だった。
サイドカットの為にパークツールのタイヤブートをお勧めしていたが、考えてみれば雨のレースも有る。雨で塗れたタイヤの内側にシールが貼れるわけもなく。ましてやシーラントを入れたタイヤにも使えるわけもない。次回はそんなサイドカットにも対応できる準備をします。「孝さん!すみません!」
次に先行していた榎原さん発見!しばらく後ろをついて走った、途中抜いて、抜かれてを繰り返しながら、いつの間にか榎原さんがいなくなった(笑
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第1チェックポイントまでとは違い、第2までは気分的に楽だ。長~~い登りは無くアップダウンが続く。
今回、良かったアイテムとしてGARMIN Foreathlete235Jがある。
これだと計測中にANT+センサーにも接続できるし、心拍もとれる、GPSも付いているのでGARMINCONNECTにもスマホからすぐにアップできるし、タイマー機能が付いている。
タイマー機能で走行データを記録しながら20分おきにバイブレーションでエネルギー補給を促せる。
ブルブルするたびに、ボトルに入ったMag-Onを一口飲む。これは凄くよかった。
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第2チェックポイント到着
ここは、それほど空腹感もなくスルーしようと思ったが、機材をチェック
チェーンオイルがかなり落ちていたのでFINISHLINE セラミックウェットルブを注す。これは、あの土砂降りの中、最後まで潤滑をしてくれた。
前日の準備でも注油しておいたのですが、途中でも注した。完璧に潤滑したとは言えないが、他の方のチェーンと比べて明らかに油分は残っていた。
さぁ!第2からはしばらく登りが続く。
気持ちが切れぬように第3チェックポイントまでの14kmを前だけを見ながら淡々と登る。
が!!!!!
なんとコースが川!
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そのまま押して渡ろうとする・・・自転車が濁流に飲まれ、一緒に流されそうになる(激汗
流されて落ちたら「確実死」シャレにならない状況。さすがセルフディスカバリーアドベンチャー
バイクを頭の上に掲げ、転びそうになりながら渡った。・・・・渡れた!
もう、笑えた。水の冷たさ。流れの速さ。谷の深さ。どれもが新鮮。
来てよかった、生きててよかった。笑えてよかった!実感した。
中途半端な遊びは満たされない!1年に一度はこれくらいの状況下に身を置かねば!!
熱くなった!
そして、目の前には登り・・・足が攣る。(T_T)
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コースは雨が強くなる。水たまりも半端無い大きさ、深さ。
何が潜んでいるかわからぬままに、水たまりに突っ込む。
スゴイ水しぶきとともに減速する・・・繰り返す。
そしてついに!第3チェックポイントにつながる長い下り始まる!
心が躍る!下るために登ったのだ!ダウンヒル大好きな私は、下りが楽しくて仕方ない。
もうコース上にある石の一つ一つが見える、「この石とこの石の間を抜ける」「あそこの轍にタイヤを当ててグリップさせる」「次のコーナーまでは目いっぱい漕ぐ」「減速、外足荷重、リーンアウト」嬉しくて楽しくて頭の中は真っ白。感覚が研ぎ澄まされる。・・・大袈裟ですが、そんな感じ。
登りで抜かされ、下りで追い抜くを繰り返す。
第3チェックポイント通過!
毎年、ここで休んでいたが、今年は全然余裕。止まらず。
すぐさま登りが始まる。
ゴールまで14km
2山越える感じでボトルのゲルを飲んで、水分補給をして山越えに備える。
つづく・・・
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