自転車は工業製品です。
JIS規格であったり、ある程度工場の品質管理のもと作り出されているパーツで構成されています。
メーカーの工場のラインで組み上げられた組み付けを信じ切っていない当店では、必ず回転部分は
確認作業を行っております。
クランクの中心(ボトムブラケト:BB)、車軸 (ハブベアリング)、ヘッドアパーツも然り
グリスアップも行っております。玉当たり(ボールベアリングにかかる圧の調整)も必ず行っております
そして、1度ではなく最終お客様に納車するまでの少なくとも3回組み付けのチェックを行っております
しかしながら、納車後に不具合が出てしまう場合も絶対にないわけではないのです。
使用によるオイル切れやグリスの経年劣化、そして、パーツの破損。
今回、珍しくヘッドパーツの不具合(今までにほぼ経験なし)
ハンドルを切ると音が出るという症状。
*ユーザーがメンテナンスのつもりでねじを締め込んでしまいボールベアリングが破損してしまった例はあります。
なぜこのような事が起きているのか?音の原因になっているボールの傷やボールレースの傷を、調べてみたいと思い手元に残してます。
気になって仕方ないので。。。。。