昨年の西日本豪雨の後、しばらくしてから持ち込まれた、ロードバイクのオーバーホール。
お持ちいただいたのが12月。(2台)すぐに水抜き作業をして、錆止め処理をしてオーバーホールの順番待ちに。
フレームはチタンで内部が錆びる事はないのですが、とにかく細かい土?砂?がいつまでも出てきます。
数回洗って、出なくなって乾燥させて、組み立て作業に。
その間、ベアリングの交換、パーツの洗浄と注油、磨き。
シマノのBBは水没したにもかかわらず水の侵入が無かった。
クランクもぴかぴかに。
ハンドルもステムも中から土がたんまり出てきました(@_@;)
一番大変だったのがホィール。アルミリムにカーボンカウルの付いたタイプだったのでなたに大量の土。
洗ってもなかなか出なかったので数か月乾燥させて、振動を加えたら、内部で土が剥離してカラカラ音がする
しばらく振り続けると、サラサラの土がカーボンカウルとスポークの隙間から出てくる。
コンプレッサーのエアーを吹き込みとあたら一面土埃。
これを何度も繰り返して、最後にもう1度水洗いで完了。
各パーツのクリーニングも終わったのであとは組み立てるだけ。
大変お待たせしましたm(__)m