越南自転車旅行記  その9 Vinh Long ~ Can Tho

この文章はHPに載せていた旅行記の再録です。

2005年12月9日(金)
Vinh Long ~ Can Tho

ヴィンロン市場
朝、ヴィンロン市場周辺の散策に行った。
鮮魚売り場鮮魚売り場
鮮魚コーナーは活気があってやはり面白い。
鮮魚売り場
 包丁やはさみを使って器用に魚をさばいていく。
パンを売る
 パンを売るおばちゃん。
鮮魚売り場
笑顔が素敵です。
 


川の風景
川では荷降ろし作業中。
乾物屋米屋
乾物屋に、米屋。
果物屋
パイナップルはきれいにカットして売られている。
食堂にて朝食
食堂の並ぶ一角で客引きの声に負けて麺を食べてホテルに戻る。
ホテル前
そういえばこのホテルは朝食付だった。
フロントのお姉さんが朝食券をくれたのでもう一杯麺を食べる。
その後ゆっくりと支度して10時に出発。
カントーへカントーへ
QL1に戻りカントーCan Thoへ向かう。前日よりも交通量は少なく周囲の景色も穏やかで走りやすく感じた。
ネットカフェフェリー乗り場
 カントーの手前の川はフェリーで渡る。
英語の出来る男が話しかけてきて切符を買ってくれた。何処から来て何処へ行く、そんな程度の会話をする。
 フェリーを降り乗客の流れに乗って走り出す。すぐに町の大通りに入る。
しかし標識が何もなく町の中心部がどっちなのか全然分からない。
するとバイクに乗ったおばちゃんが何処へ行くのか?と話しかけてきた。町の中心だ。と答えると左の方へ行かないとダメだという。
なるほどね、でももうちょっと自分で探してみたかったのでそのまま直進し次の交差点で地図を開いているとまたあのおばちゃんがくる。親切心かそれとも商売魂か?判断しかねたがついて行くことにする。
 何処をどう走ったかよく分からんままおばちゃん一押しのNK2ホテルに着いた。だがNK2ホテルの安い部屋は満室だった。
じゃあ今度は僕が目星を付けていたタイホーTay Hoホテルへいこうということになり一緒に走る。ここは空いていて川側の16us$の部屋に決める。するとおばちゃんはボートに乗らないかとくる。ほーれきた、やっぱりそれが目的だったのね。でも断る。
 おばちゃん先導ありがとねー。
ホテルの部屋
 おばちゃんと別れて自転車から荷を外し部屋に持って上がる。自転車はフロントの奥の部屋に預かってくれた。中年の男が鍵を開け部屋に案内してくれる。彼はさらにエアコンを点けシャワーやトイレの使い方を説明してくるのでてっきりホテルの従業員だと思っていたのだが実は彼も客引きのガイドだった。
 そもそも水上マーケットに行くつもりはなかったのだ。自転車の旅は自由度が高いけどパックツアーの様にそうあっちもこっちもと欲張ることは出来ない。だからカントー観光の目玉がボートでの水上マーケット見学だとしても今回は予定外だったのだ。
 だが彼が言うにはボートに自転車ごと積み込み水上マーケットを見学後僕が明日向かう予定のロンスエンLong Xuyenの途中で降ろしてくれるという。うーん、痛いとこ突いてくるなー。観光と移動で一石二鳥という訳か。これには惹かれてしまった。詳しい話を聞くと「早朝5時半に出発してメコンの朝日を眺めたあと移動、カイランCai RangとフォンディエンPhong Dienの水上マーケットを見た後でさらに移動しオーモンO Monという所まで船で行く。そこで降りてお前は自転車でロンスエンへ行けばいい。オーモンに着くのはそうだなー、11時半位かなー。どうだ?」とのこと。彼の言い値は25us$、高い!と言うとオーモンは遠い、帰りのガソリン代も考えてくれときた。僕の手持ちのロードマップで説明してもらっていたのだが確かに彼の言うオーモンは遠い。考えた末言い値で契約することにした。サン、と名乗る彼の名刺をチケット代わりにして先払いで25us$を支払い握手をして別れた。
レストランにてレストラン メコン
この日の夕食はホテルの隣のメコンというレストランで食べた。成り行きでボートに乗ることになったが何はともあれ水上マーケットは楽しみだ。
カントーの夜
明日は早い、もう寝るか。
 今日走ったコースはこちら

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その10 Can Tho ~ Long Xuyenへつづく