旅で使った地図 スイス編

 スイスをどんな地図で走るかは悩むところです。ミシュランがスイス全土を確か4分割して20万分の1の地図を出しているのでそれも良いのですがスイスの国土地理院swisstopoが発行しているロードマップがお勧めです。
スイス地図
 2006年に買ったのがこれです。20万分の1の縮尺で裏表両方に印刷されてスイス全土をカバーしています。色遣いやデフォルメの具合が美しくて見やすい地図です。
 ですがこれらの地図だけではスイスは走れません。なぜならスイスには自転車道が張り巡らされているからです。


スイスの自転車道
 こんな具合です。青い線がすべて自転車道です。
http://map.veloland.ch/
 この地図サイトは便利です。サイクリング、マウンテンバイクの他にハイキング、インラインスケート、カヌー等のルートが検索できます。地図をズームしていくとスイス国土地理院発行そのままの地図が現れます。等高線の入った詳細な地図です。もしこれからスイスを走ろうと思っている方があればぜひこのサイトでルートを研究してみてはいかがでしょう?
ところでスイスのサイクリング道は
・車道に線を引いて区切ったもの
・ローカル道をお勧めの道としているもの(車両の規制は無し)
・車両の入れない専用道
この3つに大まかに分けられると思います。
サインポスト
 こんな標識が大きな分岐には立っています。距離や地名が詳しく出ています。専用のガイド本もあるので迷わず走れます。標識の下には地図もあるので現在地が把握しやすいです。
サイクルパス
 車道に線を引いてるのはこんな感じです。歩道とは別に自転車道がありかなり広いですね。逆走は当然ありません。
自転車はこちらへ
 ローカル道への誘導はこんな感じです。注意しないといけないのは自転車道が必ずしも楽なルートではないと言うことです。幹線道は平坦な道を真っ直ぐ行くのに自転車道が山深く分け入っていくことがよくあります。キャンプ装備満載だと自転車道を押して上るという??な場面が何度かありました。
専用道
 車両が入れない専用道はダートになることも多いのでロードバイクは要注意です。また町を通らないので現在地を把握しづらいのも難点でしょうか?いつの間にかドイツに入っていたなんてこともありました。
峠の入り口
 大きな峠の入り口には親切?に登坂距離と標高差が書いてあります。これはグリムセル峠の入り口あった標識です。
 
と、こんな感じでスイスでは地図の他に自転車道のサインポストを頼りに走ることになるのです。
チューリッヒ空港
 最後にこの一枚。ここはチューリッヒ国際空港の出口です。いきなり自転車道のサインがあります。サインに従って走るとほぼ自転車道のみでチューリッヒの中心部へ行くことが出来ます。空港からすぐにサイクリングモード。素晴らしい!

2件のコメント

  1. 走れるうち(数年内)に、アルプスツーリングをするのが、夢です。
    HPの時から、とても興味を持って見させていただいてます。できることなら、いつか直接ご教示願えれば・・・。

  2. やまさん
     返答が遅くなりすいません。
    まだお会いしたことないのがなんか不思議な感じなのですが・・・、もし岡山に来られることがあればぜひご連絡下さい。

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