1ere etape Liege-Charleroi 202.5km
この日の走行ルートです。
今日は4日間滞在したキャンプ場をいよいよ出発です。補給地点での観戦を目指して高速道E25を南下していきました。
高速道路を快走。49番の出口で降りて一般道へ入ります。途中Manhayという村でコースを横断。もしここでコースが閉鎖されていたら足止めを食らうところだったのですがしばらく待って難なく通過。kusさんによるとベルギーはこうした自転車レースに慣れているので規制の仕方がうまいそうです。ただ杓子定規に止めるのではなくうまいこと流しているようです。
Erezzeのスーパーで買い出しをしてひと山越えて今日の目的地であるRendeuxの補給ポイントへ。
コース手前に他の観戦に来ている車と同様に路駐してまずは昼食。
コースへ行くと小さい村なのですが大勢の人で沿道は埋まっています。オフィシャルのグッズを売る車も人気です。残念ながら雨が降ってきました。傘を差してコースを歩いているとキャラバン隊が通り過ぎぽつぽつとチームカーがやってきてサコッシュの準備を始めています。この年イタリアのチーム、ファッサボルトロでマッサーをされていた中野喜文氏を探したのですが彼は補給担当ではないようでここにはいませんでした。
やがて逃げ集団の5名が通過。ベッティーニやフォイクトといった有名選手も含まれています。とはいってもその場では誰が逃げているかなんて全然わからなかったですけど。
クレディアグリコルのスタッフがフランスの警官(正確には国家憲兵Gendarmerie)のモーターバイクと談笑。フランス人同士?知り合いかな。
逃げ集団通過からから3分ほどで大集団プロトンがやってきました。補給ポイントとはいえ結構スピードが速く通り過ぎるのはあっという間でした。写真を撮るのかそれとも自分の目で観るのか。はっきりさせないとどちらも中途半端になるぞ、と強く感じた今日の観戦でした。
観戦後は大移動。フランスに入国し国境にほど近いMaubeugeという町のキャンプ場に泊まりました。
キャンプ場ではその日ゲットしたキャラバングッズを整理します。うれしいのはやはり食料関係。だけど写真のやつは激マズで処理に困ります。ハリボーというドイツのお菓子会社のROTELLAというお菓子?なのですが甘くもなく見た目のとおり苦いのです。調べてみるとリコリスとかラクリッツと呼ばれている甘草の味。これってフランスの食前酒としてポピュラーなパスティスと同じ原料。ヨーロッパの子ども達は小さいときからお酒の味に慣らされてるって訳ですか。
日本でもまれに見かけるのでぜひ食べてみてください。罰ゲームに最適です。
つづく