2004 ツール観戦記 その8 第4ステージ

4e etape Cambrai-Arras 64.5km TTT
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自転車ルート 571822 – powered by Bikemap 

キャンプ場の朝
 広いキャンプ場も1日で撤収し出発。今日はチームタイムトライアルです。コースに合流するため田舎道を繋ぎコース上のBertincourtという村に入りました。村はずれに1台分車を止められるスペースがあったのでそこに駐車。レースが来るのはまだまだ先なのでkusさんはノートパソコンでデジカメ写真の整理、僕は村を散歩したり今後のルートを研究したりで過ごします。
 キャラバン隊が来る頃には雨が降ってきました。


チームTTチームTTチームTT
チームTTチームTT
 レース中も雨が降り続きました。そのためか隊列が乱れタイムをロスしているチームが多かったように思います。
 辺りは暗いし選手は速いしでなかなか良い写真が撮れなかったです。この当時はフィルムカメラなので今のデジカメのように気軽に連写は出来ないし追尾AFなんてないしISO感度もいじれないし撮った写真の確認は帰国する3ヵ月先にしか出来ないし、とデジカメに慣れ切った今では考えられない環境で写真を撮ってたんだなあと改めて感じました。
今日のキャンプ地
 すべてのチームが通過しコースが解放され移動開始。晴れ間が見えたり雷鳴轟く夕立に鳴ったりとわけのわからない天候の中南下し目的のキャンプ場に向かいました。Breteuilの外れにある公営キャンプ場に着いたころには晴れ間が見えてきました。ここは料金が安いうえにシャワーが熱くトイレに紙があり快適なキャンプ場でした。
 追記:日本でのキャンプは温泉や銭湯を利用するのでキャンプ場のシャワーを使うことは稀ですが海外だと当然キャンプ場内のシャワーが唯一の汗を流す設備になります。キャンプ場が有料だからシャワーが熱いのかというととんでもない間違いでぬるいのがちょろちょろ出るだけだったり水だったりと様々です。なので日々の日記には必ずその日のシャワーの状態を書き込んでいました。
 またフランスのキャンプ場にはトイレに紙がありません。なのでトイレットペーパーを片手に歩き回る人々の姿はありふれた朝の風景です。ですから稀に紙が設置されているとうれしくなって日記に書いてしまうのです。
 つづく