石屋坂を上ると今日一番の観光地馬籠宿に到着です。馬籠宿は中山道の43番目の宿場で山の斜面に街が栄えているのが特徴です。
今までの静けさはなんだったのでしょうか?ここは観光地です。大きな駐車場が周辺にいくつもあり観光客で賑わっています。その喧騒にややテンションが下がりますが馬籠宿の石畳を押して上がることにします。
急坂の石畳をゆっくり押して上がります。途中自転車を置いて散策。
涼しげです。
街道のてっぺんの酒屋に立ち寄ります。今日は民宿に泊まるのですがここで1本地酒を仕込んでおきました。
街道のさらに上には展望台がありかろうじて恵那山を望むことが出来ました。
旧道には階段がありしんどいので車道を上ります。16時25分馬籠峠着。茶屋は閉まっています。下りも車道を行きます。
下りの途中にある二つの滝に立ち寄りました。直前に来た台風の影響か水量が多かったです。手ぶれ補正機能のおかげで1/8秒程度で手持ちで撮ることが出来ます。
今日の宿泊地である大妻籠に着きました。ここで泊まりたいと思っていたわけではなく電話で予約できるところを探していたらここの民宿かめやまがOKだったというだけです。
食事処はありますが商店はありません。予約した際に自転車で行くことを告げると坂が大変だよーといわれていたのですが確かに集落の上の急坂の先に民宿かめやまはありました。
看板がなければ民宿とは分からないごく普通の山村の民家です。田舎のおじいちゃんち的佇まいです。
夕食は囲炉裏を囲んで宿泊客全員でいただきます。この日は八王子から来た夫婦と大阪の男性二人組、それとスイス人の家族4人での夕食でした。写真の奥に写っているゆかた姿はみなスイス人です。アジアの他の国は色々行っているようですが日本は初めてという家族とつたない英語で色々話しました。僕もスイスは結構走っているので何とか話は合います。でも言いたい事を伝えることが出来ず、また相手の言っていることを理解してあげられなくでもどかしいです。よし、もっと英語を勉強しよう!
自転車店で働いていることを話すと日本で見かけるサイクリスト(街乗りの人のこと)はみんなサドルがべったり下がっていておかしな格好で乗ってるよね。ちゃんと売るときに教えてあげなよと言われてしまいました。
その6へつづく