2010 8.13~17 お盆ツーリングin南信州 その11

 今朝から漠然と考えていたのですがしらびそ峠の眺めがいまいちだったので先を急がずしらびそ高原のキャンプ場に泊まって翌朝の風景に期待することにしました。
 
 もし今後しらびそ峠に行こうという方があるなら5月、もしくは11月の連休がお勧めです。残雪、新雪がアルプスの稜線に付いていてこその大展望でしょう。
 しらびそ峠から急坂を上りつめるとヨーロッパアルプス風の大きな建物が見えてきます。ハイランドしらびそです。キャンプ場は少し下、空スペースがあるのを確認してハイランドしらびその受付で手続きをします。オートキャンプ場なので区画いくらの計算、一区画3500円です。家族、仲間で使えば安いですが一人だと悔しいぐらいに高いです、が今回は素直に払いました。一人利用の割引価格があればいいのになあ。
 学生の頃ならたぶんキャンプ場には泊まらず駐車場や広場にテントを張っているでしょうね。10数年前なら頼むとそういった行為も大目に見てもらえましたが今はどうでしょうかね。
しらびそ高原オートキャンプ場
 両隣りに挨拶をしてテントを張ります。お風呂はハイランドしらびそのものが割引価格で使えます。タダではありません。食堂は午後早くに閉まるので注意。ビールの自販機はあります。トイレは紙あり。地面は窪みがあるので区画の端の方へ張りました。


しらびそ高原の朝しらびそ高原の朝
 夜は満天の星空でした。こんな星空を見るのはかなり久しぶりです。
 早朝5時。空が白み始めたので起き出してカメラを持って散歩へ。もしもと思って持ってきた薄手のフリースが役立ちました。さすが標高1700mです。遊歩道があるのでそこを歩き展望台へ上ります。
雲が流れる雲が流れる
 稜線に雲が湧き起こり滝のように流れて行きます。もしかして重りにしかならないかもと危惧されていた55-300mmの望遠ズームレンズがついに登場。持ってきた甲斐がありました。
レンズ雲
 レンズ状の雲も山頂に懸かっています。風の強い証拠です。
道幾重にも山が連なる
 山肌に一条の道が続いています。おそらくしらびそ峠から分岐していたゲートのある林道でしょう。その奥には山々が微妙に色彩を変えて幾重にも連なっています。
日が上る
 日が上り明るくなってきました。写真にはないですが遊歩道とは別にウッドチップを敷き詰めた周回コースがあり陸上部の学生が黙々と走っていました。黒人選手もいたのでどこか強豪校でしょう。ホテルとは別に合宿施設があり高地トレーニングで利用されているようです。
影が伸びる
 今日は暑くなりそうです。
キャンプ場にて
 テントに戻りゆっくりと朝食と出発の準備です。
その12へつづく