9時過ぎにしらびそ高原を出発。今日はこの旅初の快晴です。南アルプスエコーラインを進みます。僕は下りますがここを上るヒルクライムレースが5月に行われるようです。
この日のルートです
木々の隙間から時々南アルプスを望むことが出来るのですが午前中は逆光で眺めとしてはいまひとつです。
途中御池山隕石クレーターがあります。学術的には貴重な場所なのですが言われないと全く分かりません。
2度ほどインナーギアに落とす上り返しがあります。後半は簡易舗装の急坂でブレーキを握る手が痛くなります。ここを上るのはしんどそう。
森の中に入ると貯水池の横に「天空」ビューポイントという看板がありました。これはもうすぐ着く日本のチロルとよばれている下栗集落を一望に見下ろすポイントです。
下栗を訪れるのは今回の旅の目的のひとつなので自転車をとめて歩きます。針葉樹林の中をきれいに整備された遊歩道が続いています。
約15分歩くとこの眺めです。急斜面にへばりつくように下栗の集落が開けています。確かにヨーロッパアルプスの山村のようでもありペルーのマチュピチュを連想する人もいるようですね。
よくもこんなところで生活を、と現代人は思いますがここは平安時代のころから人が定住しているそうです。日当たりがよく農業や林業には適しているのかもしれませんがそれでも急斜面の暮らしは楽ではないでしょう。
その13へつづく
下栗 >> 南信州の祖谷
kusさん
おかえりなさい!ツール完走お疲れ様でした。
みやげ話楽しみです。