/Jaufenpass
2094m
モンテ ジオボ峠/ヤウフェン峠
走行日2002 7.30
ルート
Vipiteno/Sterzing-峠-San Leonardo/Sankt Leohard
ViaMichelin
HPでは「ヨーロッパアルプス峠&キャンプ場実走、実泊ガイド」として掲載していた内容の再掲です。ブログ用に写真と文章を訂正しています。情報は古くなっています。現在の状況とは異なっているかもしれませんのでご了承ください。
2002年のイタリア2000m超級峠3連発の2日目の峠です。フィルムカメラのみなので圧倒的に写真の枚数が少ないですね。
昨日のペンサーヨッホでは何度も足を着いて不甲斐ない走りをしてしまったので今日はちょっとがんばってみようかなという気分でした。8時半にキャンプ場を出発、道はすぐに上りになります。峠まで16kmの標識、約1100m upです。しばらく走ると右手に美しい谷が広がります(上写真)Val Ridanna/Ridnauntalです。山の向こうはオーストリアです。
途中の小さな村でロード数人に抜かれました。この村にはホテルは数軒ありましたが商店は見当たりません。村を過ぎ森の中の道を22-23Tで回していきます。斜度は6%くらいでしょうか?ペースは遅いけれど順調に高度を稼いでいきます。
スペシャライズドのレーパンを着たローディーに抜かれた直後、不意に木々がなくなり視界が開け峠が見えました。おおっ!まだまだ上です。スキーのリフトが麓からこの辺りまで伸びてきています。ホテルの脇のカーブを曲がると峠までは一直線の上りです。
峠には小さな土産物屋兼カフェが一軒。途中の村で休んでから一度も足をつかずに走り切る事ができました。やった!
峠でぼろぼろになったクッキーを食べて下りに入ります。実は下りはとても辛いのです。40kg近い重量の自転車をカンチブレーキの小さな4ヶのシューで制御するのはとてもきついのです。すぐに手が痺れてくるので何度も休みながらゆっくりと下っていきます。
San Leonardo/Sankt Leohardの町に着いたときはお昼の12時を回っていました。この先に大きな町はないのでここで買い出しをしなければなりません。ヨーロッパの商店の多くはお昼休みを取るので間に合わないと2時間ほど無駄に過ごさなければなりません。SPAR(日本にもあるスーパー)はすでに昼休み、ですがもう一軒のスーパーはぎりぎりセーフで買出しを済ませることができました。
この町にはキャンプ場はないので今夜は野宿です。適当な場所を探しつつ次のロンボ峠の上りに入りました。
次の峠へつづく