2004 ツール観戦記 その18 第13ステージ

7.17 13e etape Lannemezan – Pleteau de Beille 205.5km
 今日も山頂ゴールです。6つの山岳ポイントの後のカテゴリー超級の山頂ゴール。2004年ツール初の超級山岳、厳しい1日です。僕らは山頂ゴール手前の町に車を止めて自転車でゴール近くを目指しました。ゴールへは15.9km、平均勾配7.8%というきつい上りです。
コースはこちら


自転車ルート 769064 – powered by Bikemap 

 Pleteau de Beille (プラトー・ド・ベイユ)は地名ではないので地図で場所を探すのは困難です。ツールのゴールでなければまず行かないような行き止まりの道です。たぶん山頂はスキー場だと思います。
悪魔おじさんの車
 どんな分かりにくい道でもツールの時は規制されているので迷うことはありません。長い長い上りに取り付きます。途中有名な悪魔おじさんの車がありました。しかし本人の姿は見えず。


通行止め 
ゴールまで3キロあたりで小河原氏を発見。ここに自転車を置いて歩いて上へ。ラスト2キロの標識のところで警官にこれより先は歩いても行っちゃあだめと止められました。こんな感じでゴール近くは道路の両側に柵が立ち選手に近づけないし場所取りも大変なので僕らはいつも柵のない少し下で観戦をするのです。
テント村
 周囲はテントやキャンピングカーがずらりと並び村のようになっています。前日、前々日から待っている人たちもいるはずです。待つことを楽しむ事がツール観戦の大部分を占めているような気がします。
アームストロングとバッソ
 今日もランスとバッソが先頭で一騎打ち。あっという間に通り過ぎました。
苦しそう
 苦しそうなマイヨジョーヌのトマ・ヴォクレール。ですがなんと22秒差でこの日もマイヨジョーヌを守り切りました。
バスク!
 ノリノリのバスク応援団に囲まれるバスクのエウスカルテルのアシスト選手たち。赤ワインのコーラ割をがぶがぶ飲んで今日もバスク応援団は大はしゃぎ。見てる分には楽しいです。
自走で下る
 205キロもある山岳ステージだとかなりのタイム差が付きます。ゴールした選手が自走で下っていく中をまだ選手が上っていきます。ゴールしないと明日スタートはできません。観客も帰りはじめている中を上るのはつらいだろうなあ。
この日のキャンプ場
 車まで戻り大渋滞にはまりながらもなんとかキャンプ場へ。
つづく