ちょっと昔の旅 2008年夏、四万十川ツーリングその5

 2008年夏ツーリング3日目後半は大峠越えです。国道439を下り県道18へ。
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 県道に入るとすぐに狭い集落を抜けていきます。朝から何とか天気が持っていたのですがここにきてまた雨が落ちてきました。
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 斜面に石垣を築きわずかな平地にお茶や稲が植わっています。
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 人家が途切れると深い森に入ります。峠まであと少しというところで雨が本降りに。岩陰で小一時間雨宿りしていたのですが一向にやむ気配はなくカッパを着て峠を越え下りに入りました。


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 峠付近はヘアピンコーナーの連続です。下っても下っても町は見えません。四国の山深さを嫌というほど味わい何とか越知の町へ着きました。キャンプするつもりでしたが雨は止まずまた雨をしのげる適当な場所も見つかりません。さあどうする?1人旅は誰かが指示してくれるわけはなく自分ですべて判断しなければなりません。この時の僕の判断は、少し走って隣町の佐川で宿に泊まる。でした。佐川は特急が停まる駅がある町なので小さいビジネスホテルがあったはずです。これまで日本国内では雨だからといって宿に泊まるなんてことはなかったのですがさすがこの時はテントを張る気にはなりませんでした。
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 お盆休みでしたが難なく部屋を確保。この時以来宿泊まりにあまり抵抗がなくなりました。社会人ですしまあいいでしょう。
つづく