2011.9.18王滝SDA100㎞ MTB その3

 スタート後しばらくは舗装路です。いったん国道へ下りその後上りに入ります。完走は是非したいのでここで体力を使うわけにはいきません。極力温存していくつもりでゆっくりと上って行きました。周りにいたダックスメンバーの姿はもうありません。おそらく最初の約11キロの上りは僕がメンバーの中で最後尾だったと思います。せっかく前の方でスタートしたのにどんどん後退していきました。舗装区間は民家の脇を通るので地元の方の応援があります。「ありがとうございまーす」とあいさつをしながら走りました。応援はとてもうれしいです。
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 道はやがてダートになります。薄暗い樹林帯の狭いダブルトラック、道の中央には草が残ります。なんとなく2列で走行、自然と左が走行車線、右が追い越し車線といった感じに落ち着きました。なんでもない上りなのですがパンクやチェーントラブルの人がちらほら。
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 上りきっても樹林帯は続きます。なんとなく王滝の道はずっと視界が開けてるイメージがあったのでこのあたりの景色は新鮮でした。前半はすぐ近くにある御嶽山は見えないんだというのも初めて知りました。
 下りは慎重に。朝の光で日陰と日向の明暗の差が激しく路面が全く見えないところもありなかなか怖いです。やや空気圧を高めにしていたのではねる感じもありまだダート走行に体が馴染んでない感覚がこのころはありました。


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 やや強引なスイッチバックを下ると大きな沢にでました。大小の土管を並べた橋を渡ります。初参加の僕は知らなかったのですがここが前回の5月の大会で流された橋の下の仮設橋だったようです。確かに地図で見ると道はもう少し上流でこの沢を越えています。
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 橋の先は少しだけ舗装路が続きます。とはいっても20%くらいあるところがありインナーでゆっくりと。そして再びダートに入ります。親切に矢印があるので迷うようなところはありませんでした。
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 アップダウンを繰り返し約30キロ地点のCP(チェックポイント)1を目指します。大会前にCP1は3時間くらいで着いていないと後半きつくなると王滝ベテランの榎原さんに聞いていたのですがペースを抑えていたので3時間は過ぎそうです。
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 途中でセイゴーくんを抜き長い下りでOKさん、I井さんに追いつきました。その後の上りで871さん、名越の姿も捉えます。みんな似たり寄ったりのペースで走っていたようでした。CP1手前の天然エイドステーションで補給、キャメルバックに再びCCD2袋と2リットルの水を詰めました。そこからCP1はすぐでした。リザルトによると3時間25分56秒 472位で到着したようです。CP1に制限時間内(4時間)に着いたのは662人ですからかなり後ろの方ですね。
 ここでは先行しているエキパライダーのはまZさんとベテラン榎原さん以外が集結しました。
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 ダックス&蔵元探検隊熊本支部のK井さんも登場です。
その4へつづく