2011.11.7.8四国林道紅葉キャンプ旅 その1

 一日お休みを頂けることになったので月曜の定休日と合わせて一泊二日のキャンプツーリングに行ってきました。
 さてどこへ行こうか?今回は以前からとても気になっていた高知の自念子林道と瓶ヶ森林道へ抜けられるかもしれない未知のルートの探索をメインに据えて初日は大森川貯水池周辺の林道を走る予定で計画を立てました。
 

 これが出発の前日の投稿に載せたルートです。
自念子林道から瓶ヶ森林道への道は情報がまるでなく通れるのかどうか分かりませんでした。モーターバイクが走ってないのはおそらく強固なゲートがあるのかそれとも廃道なのか??
 グーグルの衛星写真だと道が繋がっているように見えるしルートラボでもなぜか道ピタモードで線が引けるし。まあ行けるところまで行ってみよう。という目論みでした。
 ちなみにこの辺り全く初めて、ではありません。部分的に学生の頃走っています。なので予定通り走れると思っていたのですが…、ふたを開けるとまったく違った結果に。。。まっ、臨機応変にルートを変えるのも旅の醍醐味という事で。。。
 
 ではどんな旅になったのかしばらくお付き合いください。


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 5:28のマリンライナーに乗り坂出で高松から来た特急に乗り継ぎます。前日の準備に手間取り寝たのが0時を過ぎてしまいましたが何とか起きて出発。前回改札のコンビニがまだ閉まっていて朝食を食べ損ねて出発が遅れるという事があったので朝食は駅前のコンビニで調達。5時から開いている緑の窓口で切符を買い乗り込みました。
 坂出の乗り継ぎは短いのでゆっくりできません。高知方面はまだ普通に歩けば余裕ですがもし松山方面の特急に乗り継ぐなら急ぐべし、です。事前にマリンライナーの車掌さんに乗り継ぐ旨を伝えておけば少しは待ってくれるかもしれません。今度試してみよう。ちなみに今回は僕がホームに上がったと同時に松山行の扉が閉まりました。
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 高知を過ぎ8:34伊野駅で下車。今回はここが旅の起点です。駅前は何度も通っていますが駅に降り立ったのは初めてです。高架はなく線路を渡って改札を抜けます。外へ出て輪行袋を開くとなんと前輪のタイヤがぺちゃんこではないですか!パンクです。そういえば9月ごろ新幹線で盛大に音を立ててパンクしたロードに人がお店に来たよなあ。あの人と同じだなあ。などと考えてました。朝念のため空気を足したのがよくなかったのかなあ。チューブを出すと案の定バルブの根元が裂けていました。ダメもとでパッチを張ってみましたがまあ確実に漏れてくるでしょう。そんな裂け目でした。昨日お店を出た後チューブを買い忘れてまあ一本あるからいいやとそのまま帰宅したのが悔やまれます。どこでも売ってるサイズのチューブではないしそもそもこれから走るルートに自転車屋はありません。市内のショップの開店を待ってチューブを買ってでは時間がないし根本的にルートを見直すとしてもいまいち魅力的な道は思いつかないし。。。
 まあもしもう一度バーストするようなことになったらその時はチューブにガムテープを巻いてだましだまし走るか最悪落ち葉でも詰めて走るかヒッチハイクするか。。。まあ何とかなるやろ、と腹をくくり予定通り走ることにしました。ここでまず最初のタイムロス。
 悪い方悪い方に考えが及ぶと一歩目が踏み出せないなあ。よく外国を1人で走れたなあ。どこかでえいっ!と前へ踏み出さないとどこへも行けないよなあ。と今更ながら感じた次第です。
 目の前にあるローソンで明日の昼食のパンと今晩のお酒を買い(初日の夕食と二日目の朝食はすでに調達済み)走り出したのは9時50分位でした。
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 そうそう、スペシャのTCにキャンプツーリング用の改造をしたと前回書きましたがわかるでしょうか?真ん中へんの金色のパーツ…。金色なのはお店に眠っていた在庫を使ったからで大きな意味はないのですがMTB用のクランクです。44-32-22Tの9速用のチェーンリングが付いてます。リアは16-27のジュニアカセットで低速クロスレシオを達成しました。さすがにアウタートップが44-16Tは軽すぎなのですがインナーの22Tは重たいキャンプ装備を積んでの登坂に役立ちました。
 シマノ推奨の組み合わせではありませんのでどの自転車でも取り付けできてきちんと変速するかどうかは分かりません。ご了承ください。
 長くなってきたのでその2へつづく。