仁淀川の支流、高樽川に沿って上って行きます。
簡易郵便局のある川又の集落を過ぎさらに支流へと進みます。
川の水は澄み真夏なら飛び込みたいと思わずにいられない美しい淵がそこかしこにありました。
石仏が見守る道をゆっくりと上って行きます。
境谷という集落を過ぎると道は屈曲し高度を上げていきます。
ずいぶんと上ってきました。下に見える家並みは仏堂という集落でしょう。
そしてさらに上り詰めると最奥部の集落、奥大野に着きます。山間の隠れ里的風情を醸し出しています。こんな山奥に開けた土地があり人の生活があるのが驚きです。四国に山中には平家の落人伝説が至る所にあるのでもしかしたらそんないわれのある場所かもしれません。
ここより上に人の住む土地はありません。小さな神社を過ぎると舗装が途切れ地道になりました。昔来た時よりも舗装が伸びているような気がしました。
その4へつづく