ちょっと昔の旅 2002年年越しキャンプ 室戸への道 その1 

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 で、昨日までの年末年始のツーリングの話を早速書こうかと思ったのですがまずはちょっと昔の旅の話にお付き合いいただこうかなと。。今回、当時の記憶を頼りに室戸の海岸段丘(高校の地理の教科書に必ず出てる!)に上ってみたですが果たしてあの時の景色に出会えたのか?
 ちょうど10年前(!)の話しです。以前HPに載せていた内容にいくらか修正をしています。市町村名は当時のままです。


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 2002年12月27日午前11時、JR坂出駅にて輪行を解き走り始めました。最終目的地は31日の室戸岬です。
 ひとまずは29日に香北町五百蔵のNさん邸を目指します。
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 国道438号線を南下し琴南町へ。三頭トンネルが抜けた今、讃岐山地を越えるのはこの国道が一番楽ではないでしょうか。
 が、今回はあえて真鈴峠を目指しました。ここがその分岐点、県道108号線の入り口です。気温2℃。
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 ゆるゆると上って行くと雪が降り出しました。風に舞う粉雪を全身に浴びながら走ります。道なりだと滝ノ奥へ抜けてしまいますが真鈴峠へは真鈴の集落の細い道へと曲がります。数軒の農家の脇を過ぎると峠に着きました。
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 東谷方面へ下ると「ふれあいの森」という施設があり道がやけに広くうねっていました。雪は止んだのですが手足の末端が凍えてかなり辛い下りになりました。この日は美濃田の淵キャンプ場泊(無料)。吉野川ハイウェイオアシスの温泉がすぐ近くにあります。
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 翌28日は県道140号線を南下、腕山スキー場へ向かう車を横目に見ながら井内谷川に沿って坂道を上って行きます。
 川を離れると傾斜が急にきつくなります。民家の屋根には雪が積もり四国山地の稜線も真っ白でした。
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 下野住の分岐を予定通り右へ折れます。道なりのスキー場の先の水ノ口峠は標高約1100m。この時期に越えるのは積雪で難しいでしょう。
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 半ば凍結した薄暗い道を慎重に上ると町境の鞍部に出ました。ここから三縄までの道のりはとても長く改めて四国の山深さを実感しました。標識も黒沢湿原と池田ばかり書いてあり目的の道を探すのが分かりづらかったです。
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 途中で見かけたピンクの公衆電話。10年前でも珍しかったですが今はもう絶滅したのでは?
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 当初は奥小歩危温泉経由で立川に抜ける予定でしたが時間もないし雪も多そうなので国道を飛ばして本山町の帰全山公園キャンプ場(無料)に泊まりました。枯れ木を集めて焚き火を起こし暖を取ります。写真は翌朝撮ったものです。
 室戸の海岸段丘が出てこないではないか!とお思いでしょう。明日?につづきます

ルートはたぶんこんな感じだったかな?1泊2日の行程です。