年越し室戸足摺ツアー その2

20120110-201201100001.jpg
 2012年の初日の出です。室戸で海から日が昇ったのって見たことあったっけ?今年も水平線には雲がかかり日が昇ったのは7時半を過ぎてからでした。何はともあれ新年です。
 昨日の残りの鍋と食べなかった年越しそばのカップめんと誰かがもってきていたお餅で朝食。ボチボチとテントをたたみ11時に走り始めました。僕は奈半利から輪行するので約30キロの初走りです。ここ何年かよりは風は穏やかですが室戸から高知方面へは確実に向かい風です。6名で走り出したのですが僕が1番若いのと走る距離が短いのとでしっかり先頭を引かせて頂きました。
20120110-201201100002.jpg
 奈半利駅でみんなと別れてここからは一人旅です。今回の計画は土佐くろしお鉄道とJRを駆使して高知の両端の室戸と足摺をはしごしてやろうというものです。足摺からは北上し内子辺りから輪行で岡山へ帰ろうと走るルートや泊まる場所など結構綿密に計画していました。が、室戸岬からの帰り、走行中にふと泊数を計算すると1日多く計画していることに気が付きました!ショック!!5日まで走るつもりでいました。綿密?に立てた計画にほころびが出来ると途端にモチベーションが下がります。でもさすがにこのまま帰るという訳にもいかないので先のことは後回しだ。とにかく足摺岬に着いてから考えよう、そうしよう。と気持ちを切り替えました。


20120110-201201100003.jpg
 奈半利駅から14:01発の快速に乗って御免駅へ。お遍路さんが乗っているのがいかにも四国って感じでいいですよね。トイレも付いてる新しい車両で快適。御免からは特急南風11号に乗り換えて中村まで移動しました。中村には17:26着。
 そういえばごめん・なはり線は以前自転車の輪行は手回り品切符が必要だったのですが今回はいりませんでした。
20120110-201201100004.jpg20120110-201201100005.jpg
 中村に着いたらちょうど日が暮れました。前回来た時とあまり変わってないなとホームに降りたときは思ったのですが跨線橋にエレベーターが出来ていたり待合室が地元の木をふんだんに使ったモダンな造りになっていたりと大きく様変わりしていました。
 駅前で自転車を組み上げたのが18時過ぎ。特にホテル等は予約しておらず学生時代に何度かテントを張った四万十川の河川敷公園に泊まる予定でした。その前に新しく出来ていた立ち寄り湯「四万十温泉平和の湯」に移動して汗を流し隣のローソンで少し買い物をして河川敷に移動。中村の町は何度も来ているのでまさか迷うことはないだろうと思い走り出したのですがあっさりと道に迷いました。川には出たのですが全く見覚えがない場所です。土手の道を走ってみますが真っ暗で居場所が分からず。。。
 迷った時の鉄則、「迷う前の知ってる場所まで戻る。」を実践しいったん駅へ。改めて地図を見ると曲がるべきところをまっすぐ行っていたようでした。
 再出発。今度は大丈夫!知ってる橋の脇から河川敷に降り暗闇の中ヘッドライトの明かりでテントを張り、テント内で落ち着いた時にはもう20時を大きく回っていました。
 深夜、風が強くなり吹きさらしのテントを激しく揺らします。雨も降ったようでパラパラとテントをたたく音が長い間していました。
その3へつづく