2012.05.28大歩危、東土居周辺林道探索 その1

 ややこしいタイトルですが走った地域の地形図の名称です。
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 今回のスタート地点は徳島の大歩危駅。7時8分岡山発の特急南風1号で8時47分大歩危着。マリンライナーで乗り継げば7時23分に大歩危に着けますが朝がしんどいので南風にしました。
 自転車はスペシャライズドのTCスポーツ。フレーム以外はすべてパーツが変わっています。今回のルートはオフロードが混じる可能性があったので迷わずこの選択です。22-28tのローギアと33Cのタイヤの組み合わせでどこでも行けます。
 大歩危駅はここ数年で何度か利用していますが外国人旅行者の率が非常に高いです。祖谷渓やかずら橋が人気なのでしょうか?この日も岡山行の特急に乗り込むバックパッカー3人組がいました。改札には前はなかった子泣き爺の像が。最近この辺りは妖怪の里としても売り出しているらしいです。なんにせよこんな山中に特急が停まってくれることに感謝です。
 待合所ではアジア系の女性がタクシーの運転手と会話中。運転手さん慣れない英語を使っていました。ビジネスチャンスとはいえ大変そうです。英語のパンフなども揃っていました。
 表の酒屋の脇で自転車の組み立て。酒屋のおばちゃんが大きい荷物!自転車?と話しかけてきます。輪行の認知度もここでは高いようです。汽車が行ってしまうと途端に暇になるタクシー運転手同士の会話が聞こえてくるのですが方言バリバリで英語並みに聞き取れません。何か可笑しかったです。
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 祖谷方面に走りすぐに分岐があります。向かうのは右の林道谷間豊永線です。林道といってもここは全舗装。ロードでも走れます。山間の集落を繋ぐ道です。約10年前にも走っているので当時の写真と見比べてみたのですが色々と違いますね。


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 前半に短いトンネルが2つあります。これはその2つ目。煉瓦積みの壁がいい感じです。
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 最初にある榎という集落が見えてきます。同じ場所で前も写真を撮っていますが民家の屋根の色が変わっていたり鯉幟がなかったりと変化していてかえって確認するまで同じ場所と気が付きませんでした。
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 一直線の上り返しは精神的に堪えます。この辺りで1メートル以上はある大蛇が鎌首持ち上げて道端に佇んでおり思わず走りながらのけ反りました。
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 振り返ると下吾橋、上吾橋の集落の全容が見えました。学校が立派です。スイスアルプスの風景に似てるなあとも思ったり。。。スイスだと立派なのは教会で学校は目立ちません。
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 山の中腹を走るので時々こうした開けた場所に出ます。この日当たりのよさが不便を押してでも人が住んでいる所以でしょうか?
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 有瀬の集落。今度はあの坂を上ってみよう。
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 いつの間にか県境を越えて高知県へ。岩原の先に今回メインとなる道の分岐があります。
その2へつづく