補給は大事

 先日の鳥取~岡山。160キロという距離は慣れている方なら何でもない距離ですが普段走り慣れていないことと暑さゆえに僕にとってはなかなか厳しい行程になりました。そして補給の大切さを身に染みて思い知らされました。のどが渇いてからでは遅いです。パフォーマンスを常に保っていくなら早め早めの補給が大切です。
 
 後半1人で走りながら思い出していたのはこれまでで最も無補給だった時の事。。。
僕の経験の中で最も何もなかった場所はアルゼンチンのパタゴニアです。


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 起点となる町の出るとこの標識。次の町と呼べるレベルの場所まで464キロ!その間水を補給したのが6か所、食料は4か所でした。常に水は7リットル、2日は無補給で走れる食料を持っていきました。暑くはなかったのが幸いです。オーストラリアとかアメリカ合衆国縦断の方が暑さがある分もっと厳しいでしょう。
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 コンビニ、自販機、当然ありません。アミノ酸、BCAA、ハイポトニック?無論ありません。朝はパサパサに乾燥したパン、昼は行動食のクッキーやビスケット、夜はパスタか米に少しのワインでした。
 今でもあの時の事を思えば多少の事は頑張れます。でも日本の高温多湿は世界的に見ても厳しいです…。みなさん無理せずしっかりコンビニ、自販機を利用して真夏も楽しく走りましょう!