諸事情により放置されていたこのブログですがボチボチ更新していきます。まずはお盆ツーリングの続きから…。遠い過去の話の様になってしまいましたがよろしくお付き合いください。
えーっと、そうそう、地蔵峠からコマクサ峠へ向かうのでした。
湯の丸林道という道です。未舗装でマイカー規制されていると思っていたのですが舗装されてるしマイカーもバンバン上って行きます。あれ??と思いつつも出発。
(今、調べてみるとマイカー規制はあくまで自主規制で期間も7月14日から8月12日までの土日祝だけだったようです。)
平均8%の勾配を4km上ると目的の峠に着きます。看板には2040mとありますが実際の標高は2061mです。広い駐車場がありきれいなトイレもあります。駐車場は有料ですが自転車はタダでした。ここコマクサ峠は池の平という数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原の入り口です。せっかくなので自転車を置いて散策することにしました。
トイレの入り口が広い休憩スペースになっていてそこに簡単な地図が置いてあったのでそれを持って歩きます。15分ほどコンクリの階段を下ると湿原へ出ます。
木道で湿原を一周することも出来るのですが今回は三峰ヶ岳へ上ってみました。あいにくの曇り空だったのですが時折眼下に佐久平を見下ろすことが出来ました。
峠の名の由来、コマクサです。山頂付近には物々しい柵が張り巡らされてこの貴重な高山植物を守っていました。
見晴岳まで足を延ばしたのですがガスが下りてきてホワイトアウト。雨の気配もあり急いで下ったのですが湿原の木道まで来たところで降りだしました。
何とか自転車まで戻り軒下で雨宿り。30分ほどで雨は上がりました。気温も下がったのでカッパを着て出発。
コマクサ峠から浅間山山麓の車坂峠までは未舗装路でした。峠といっても今いるところより低いので基本下り坂です。稜線沿いの道で晴れたら眺めは良さそうですがこの日はずっと雲の中でした。
14時40分、車坂峠着。あさま2000という大きなスキー場があります。ここも展望なし。標高差1300mを一気に小諸市街へと下りました。ぜひ晴れた日にまた来たいですねー。
小諸では宿に泊まる予定だったので目星を付けていたいずみや旅館に行くともうやめてしまったとの事。ならばと第二候補の中藤旅館へ行くと空き室がありました。素泊まり一泊5000円也。風呂、トイレ、流しは共同、お風呂は温泉でした!狭苦しいビジネスホテルよりもこんな旅館の方が僕は好きですねー。自転車で来たことを告げるとゆでたトウモロコシを頂いてしまいました。ありがとうございます。
夕食は市内の居酒屋へ。
その9へつづく